熱戦の甲子園、雷さんも見に来たか 世屋野蕪村。
気象解説がこの時の大気の流れを見せてくれていました。
丹後でも雷鳴と豪雨と突風。
そんななかで世屋の棚田か゛無事だったのは、雷神さんが世屋姫さんの顔を立ててくれたからなのでしょうか。
◆夏を惜しみ 雷神空を 駈けめぐる
◆雷鳴に 雨音一大 交響楽 いずれも林翔さん。
しかし、これからが本格的な雷神さんの季節。ききわけのないあばれんぼうの神さんもいらっしゃるかもしれません。気をつかう日々が
続きます。
丹後観光の窓口駅・天橋立
広さ、oK
明るさok
利用者にうれしいゆったり感
車と人の流れにもゆとりが。
こんな利用者目線の改装が評価されたのて゛しょう。
海外からのお客さんのうけいれも万全。
お孫さんに読んであげていらっしゃるおばあちゃん。
ふとおもいました、これにも韓国語中国語英語の訳をつけておくのがいいのではないでしょうか。
「なにがかいてあるの!どんな意味?」
ちなみに、「Petals and Moon – 英語で百人一首petals-and-moon.blogspot.com」では、
「日本語とは違った和歌の世界をお楽しみください」と以下のように紹介されています。
【歌】
By Oe Mountain
The road to Ikuno
Is far away,
And neither have I beheld
Nor crossed its bridge of heaven.
(Lady Koshikibu)
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立
(小式部内侍)
【ひとこと】この歌の理解には背景の解説が必要です。小式部内侍は和泉式部(56. あらざらむ)の娘にあたります。ともに中宮に仕えていたので、母と区別するために彼女は「小式部」と呼ばれていました。小式部はそのとき既に歌人として注目されていましたが、母が歌を代作しているとの心ない噂も立っていました。当時彼女の母は夫の任地である丹後にいました。そこである男が小式部に「お母様に代作を頼む手紙はもう送りましたか」と意地悪で尋ねたところ、その場で作って返したのがこの歌であるとのことです。
「大江山を越え、生野を通って(母のいる丹後へ)向かう道は(とても)遠いですから、まだ(丹後にあるという)天の橋立を踏んだことはありませんし、(母からの)手紙も見てはいません。」元の歌はこのような意味です。
元の歌では、第2句の「いく野」が「行く」と「生野」(丹後の地名)の掛詞、第4句の「ふみもみず」が「(天の橋立を)踏みもみず」と「(母からの)文も見ず」という掛詞になっています。大江山と生野は、京から丹後へ向かう途中にあります。天の橋立はその丹後にあります。英訳からは手紙の件が消えています。訳文の限られた語数に掛詞の意味を押し込めるのが難しかったものと思われます。英語の「beheld」は、「眺める」の意味の「behold」の過去分詞です。
サルスベリか゛さけば もう晩夏!
(↑丹後市谷内 山脈中央のとんか゛りは金剛童子山)
房のようなのでわかりにくいけれど、待ち針のような6枚の花弁が、雌しべ雄しべの花心を取りまいています。
花の中心のせんたんの黄色いのは雄シベ。その数38本。その回りにある長いせんたんが紫色の釣り針形のシベ、これもおしべ。つまり、2種類の雄シベを持つ不思議な花なのです。ミソハギ科で花期が長いので百日紅=ヒャクジツコウ。
原産地は中国南部。
唐の都長安の夏を彩り、山上憶良さん、最澄さん空海さんたち日本からの留学生の目をうばったのでしょう。
(↑ うぃくぺでぃあ 遣唐使 より 復元された遣唐船)
◆さるすべりのくれなゐの花咲きそめてはや一とせの夏ふかむなり 茂吉
京都の老舗料亭!
いえいえ 丹後の片田舎。場所は五十河の里、お店の名前は歌仙。歌仙とは、六歌仙、三十六歌仙、はたまた、「クレオパトラ」「楊貴妃」とならぶ世界三大美女にあげられる小野小町さんにちなんだもの。
京都新聞は次のように報道。
「小野小町の里に住民運営ショップ 京都・京丹後、空き店舗使い」
京都府京丹後市大宮町の五十河(いかが)地区の住民による飲食店「五十河コミュニティショップ歌仙」が5日、オープンした。空き店舗を活用した古民家風の店で、地区を訪れた人の憩いの場を目指す。店舗は築20年ほどで市が所有している。以前はそば店だったが、一昨年9月に閉店。地区住民が昨年から活用法を検討し、市と地区から補助金を受けて飲食店を開いた。近くに六歌仙の小野小町の墓と伝わる塚があることから、店名に「歌仙」と付けた。五十河産の食材を使った軽食や、コーヒー、ジュースを提供。米や旬の野菜、漬物などの加工品も販売する。住民の運営委員5人と女性スタッフ6人で切り盛りする。
日曜午前10時~午後3時営業。ショップの上田佐敏代表(66)は「五十河には山歩きに適したブナ林もある。店で一服し、地区全体を楽しんでもらいたい」と話した。【2015年07月06日 】」
この写真、どこかで、、、!
安田提供て゛す(^.^)世屋からブナ林越えをして、ここで休憩食事していただくウオークプラン作りたいですね。
ちなみに、販売品て゛は、漬け物、とくに 梅干しがおすすめ。豚骨スタントラーメンに4粒いれてまあ食べてみてください。※フォトギャラリー「蛙と人と、、」で提供出来ます。
また、助成の根拠と内容を、京丹後市は平成27年2月19日付けで次のように広報しています。
「市では、 価値観の多様化、少子高齢化の進展等の社会情勢の変化に伴い増大する様々な地域課題に対して、市民が主体となってそれらを解決してくコミュニティビジネスの創出及びその事業活動を応援するための基本的事項を定めた、「京丹後市コミュニティビジネス応援条例」を平成26年4月から施行し、コミュニティビジネスの創出のため補助金などにより応援をしているところです。
このたび、次のとおり第7弾「五十河コミュニティショップ歌仙」に補助金の交付を決定しましたのでお知らせします。
■第7弾 事業名 五十河コミュニティショップ歌仙 申請団体 五十河コミュニティショップ歌仙 運営委員長 上田 佐敏
(住所:京丹後市大宮町五十河) 実施場所 京丹後市大宮町五十河地内 事業期間(予定) 平成28年3月31日まで(平成26年度~平成27年度) 総事業費 3,908,200円 補助額 平成26年度 1,457,000円(決定額)
平成27年度 543,000円(要望額) 交付決定日 平成27年2月10日 事業概要 五十河区のお米をブランド化し、地区への集客を目指し活力ある地域作りを図る。
○五十河のお米を使って食事を提供
○加工品、お米、農作物類の販売
平成26年度中 店舗改修、開店準備
平成27年5月 開店
、、、なかなかの決断をされたものです。発展を祈ります。
この広さ約5ヘクタール、花の数約20万!
「海の京都」というのは、ヒマワリの海のこと!。
「夏色に染まった景色で、この夏の大切な思い出を撮影しよう」と主催者。
のぞむところ!
さて、それにしても平和な景色だなぁとしみじみと思いました。
ヒマワリ、北アメリカからやって来た平和な花なんですが、アメリカからきて、夏に咲いたもう一つ、悪の華「原爆」、、
「11月までの集計では、爆心地から500メートル以内での被爆者は98から99パーセントが死亡し、500メートルから1キロメートル以内での被爆者では、約90パーセントが死亡した。1945年(昭和20年)の8月から12月の間の被爆死亡者は、9万人ないし12万人と推定されている。」※ウィクペディア。それが今でも「夏色」でもあるのです。
「原爆死没者名簿」では現在、広島は242437人、長崎は137339人。合わせて、約38万人。
一人一人を慰霊するとしたら、花の数約40万、広さ約10ヘクタールが必要になるんだなぁと、、
ちなみに、ビルマ戦線て゛の戦没者が19万人、
(↑BS深層ニュース 8/11)
それがヒマワリ現在規模20万本に相当するのだなあ、そんなことを思いながら
、ヒマワリ40万本与謝野町なら出来るかも、期待を込めて パチリ(^.^)
新しく増えた家族とともにまもなく南に渡るツバメたち。
「ツバメは人と自然の共存を考えるうえで重要な指標となる生き物」と 日本野鳥の会。しかし、「農業の衰退によってエサ場となる水田や耕作地の減少、巣作りに適した日本家屋の減少、原発事故による影響」など、一歩的な人間都合による関係悪化があるなかで、いまでも「人と自然の共存」の原点を大切にする農家でのツバメの育雛を毎日新聞がレポート。
ツバメ信仰があると安部記者。たしかにたくさんの言い伝えが全国にあります。
「ツバメ」が巣をかける家は縁起が良い。(千葉、新潟、愛媛、宮崎など) 「ツバメ」が巣をかける家は吉事がある。(茨城、愛知、香川) 「ツバメ」が巣をかける家は病人が出ない。(栃木、千葉) 「ツバメ」が三度巣をかけると千万長者になる。(愛知) 「ツバメ」の巣が多いほど、その家は繁昌する。(栃木) 「ツバメ」が家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい。(宮城、石川、福岡など) 「ツバメ」が自在カギに巣をかけると金持ちになる。(長野) 「ツバメ」は衰える家には巣をつくらない。(山形) 「ツバメ」は火事を出す家には巣づくりしない。(秋田、山形、愛知、山口など) 「ツバメ」は田の神様を負うてくる。(広島) 「ツバメ」が家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作。(長野) ・福島県耶麻郡では「ツバメ」が巣をつくるとアズキ飯を炊いて祝った。 ・新潟県南魚沼郡では「ツバメ」は大神宮様のお使い、つまり穀神のお使いだと考えられていた。(以上「鳥のことわざウォッチング」) 「ツバメ」が低く飛ぶと雨。 「ツバメ」が高く飛ぶと晴。(雨が降る前は水面近くを多くの昆虫が飛んでいるからだろう。) 「ツバメ」が巣をつくる家は縁起が良い。 「ツバメ」の巣が多いほど繁昌する。(実は「ツバメ」の方が人の出入りの多い家を選んでいる。) 「ツバメ」が巣をつくった家は火事にならない。 「ツバメ」が巣をつくらなくなったら火事に気をつけろ。 「ツバメ」を殺すと火事になる。 •(ツバメが巣をつくるような家の中をきちんとしている家なら火事もおこらないといういましめの意味もあるようです。)また火と結びつけた言い伝えが多いのは「ツバメ」の喉が赤いからだという説もあります。
(あすなろう書房「ツバメのなかまたち」)
以下、ツバメの基本情報。
①雛に餌を運ぶ回数、
「子育て中の親が餌を運ぶ回数は、1時間当り約40回です。この時期1日の活動時間は13時間で、1日に520回(40回*13時間)即ち520匹の虫を子ツバメに与えます。一つの巣で繁殖する子ツバメの数は平均5羽ですから1羽当り1日に104匹(520/5)の虫を食べる計算になります。親ツバメが自分で食べる虫は、子ツバメの2~3倍とすると200~300匹と想像されます。」
(「多摩の動物群像」金井郁夫著(かたくら書店新書)
②飛び去ったあと、来春また帰ってくるのか
『「ツバメやコウノトリは、生きている限り、前年と同じ巣に戻ってくる傾向がある」(「鳥たちの生態学」/樋口広芳)という説があります。足輪をつけて調べた報告によると次の通りです。足輪をつけた親ツバメ240羽のうち、翌年戻ってきたのは54羽(22.5%)です。そのうち、同じ巣に戻ったツバメと、違う巣に戻ったツバメは、ほぼ同数でした。』(「多摩の動物群像」金井郁夫著(かたくら書店新書))
以上「ツバメQ&A」kawasemi.fan-site.net/research/tubame/tubame、日本野鳥の会HPなどで更に詳しくご覧いただけます。