宮津エコツアー · 世屋の里の昆虫たち №5 チョウと幼虫

世屋の里の昆虫たち №5 チョウと幼虫

2012/12/28

親と子はたいがい似ているものというのは、チョウの世界には通じません。そこが、ガイドのしどころです(^.^)

植物は生き物あって、生き物も植物あって、とお話しできたら、どんなにか、かっこいいことだろうと夢見ます。
しかし、ややこしい!マニアをマニアたらしめるところなのでしょう!なかなか容易なことではない、
が、そこは、念ずれば花開く、一歩一歩です、そこで、、、、、

世屋の里を歩いているとして、、、、ガイドシュミレーション。

チョウに出会いました


キアゲハ!

ええつとこれの幼虫は、明るい緑に黒いしま模様で、オレンジ色の点々がはいってる、ずんぐり型の、、

これですか!

ええ、それそれ、食べているのは、シシウド

またしばらく歩いていると今度は幼虫。

ヤブマオを食べていますね、これが変身したらっと、、 ほらほらあそこにとまっていますよ

アカタテハになるんですかあ!

ガイドさんガイドさん、これなにになるんです?

(分からないとき)

セヤ系新幹線の先頭車両みたいですね、、

アンテナのようなお尻の突起、チョウチョの幼虫なんですかね?、

と時間稼ぎしながら、図鑑をみる

これこれ、やっぱり、チョウじゃない、スズメガの仲間ですよ。、、、

うわあ!


カラスアゲハ!幼虫はからすざんしょうなんかをたべるんですよ、それで、カラスちゅうわけでもないんですけれど。

それそれ、あのおおきい木!

幹の刺、すごいですね。

この木に登れっていわれたら拷問ですよ、、、、

昔流にいえば、さしあたり「ままこいじめのき」!

ほんと!

(↑ 栗田半島のカラス山椒)

で、ガイドさん、こっちの「カラス」はどういう意味なんですか?

(^.^)(来ると思ってました、想定内の質問です)、

カラスうりとすずめうりがありますね。カラスうりは すずめうりより大きい
カラスノエンドウ これは豆果が黒く熟すし食えない。

こんなふうに、色とか大小の比較食用非食用を区別するのに「カラス」はつかわれるんです。
そこで、カラスサンショウ、タネの大小かなと思いますよ、
サンショウに似ているけれど、タネが大きいんです。

そう言われるとそうねぇ

、、、、

来年、こんな場面があるといいですね。

以下 続く

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