2013/01/03
ご先祖さまから伝えられる無数の言葉。そのなかに、「御降(おさがり)」と言う言葉があると元旦の天声人語氏。
神様、仏様にお供えし、食べていただいたものをいただくこと、身分の高い方の使い古しをいただくこと、そんな意味だと思っていましたが、氏は、 三が日に降る雪や雨のことも「おさがり」。農耕の上からは、水あっての田植え。正月の雪や雨を、ご先祖は天からの授かりものとして美しく言い換えてきたのだと。
めでたい日の雨や雪は生憎そのものです。それを「あいにくだ」といってはテンションも上がりません。
視点を変え、美しく言い換え、元気を出す知恵、これは受け継ぎたいものです。
(↑↓ 1.3 KTR丹後大宮駅)
それにしても、今年の正月は、そのおさがりが少ないなあ、と気をもんでいましたが、
丹後の冬神様、すまんすまん、ちょっと忙しくて、ゴロゴロごろごろと鳴り物入りで「お降がり」をもたらしてくださいました(^.^)