宮津エコツアー · 船屋の里、ガイド研修記 二部

船屋の里、ガイド研修記 二部

2013/01/21

二部 ガイドウオーク研修、スタート

道の駅、観光協会、レストラン、展望台をミックスした舟屋の里公園。

お世話になります。

まずレクチャー

町中散策に加えて背後の緑にかくれる神社、お寺をめぐるコースを作って頂いたとのこと。期待で頭はぱんぱん、

そして、ウオークコースへ!

こんにちわ、ちょっとおじゃまします。自転車が走ります。

カーブの道を走る小さなバス

シビレマス  この曲がりぐあい。

前は海、後ろは急な山、限られた土地の極限の有効利用。

地形に合わせて自然に妥協して、自然に感謝した形が曲線なんです。

世屋の里との共通点です。


まっすぐ 一直線矩形 なんてのは自然界にはおよそ存在しません。
一直線矩形があるのは都市とアフリカ。

湾を隔てて見える雪の山が、左の角突山629mから右の太鼓山683mにいたる半島の脊梁山地です、

舟がいいます 雪景色が素敵!


山がいいます 青い海が素敵

世屋と伊根は恋人同士なのです(^.^)

海の豊穣は山の豊穣です。
「がしん」は山からと伊根の漁師さんはおっしゃるそうです。「がしん」とはなにかわかりません、「しん」はひょっとして「神」なのかもしれません。

客人神のえべっさん、命の循環を見守っておられる神様といいます。あなたは山からもいらっしゃるのですか。

これは?

おもり  ほほー 絶対に外れてはいけない結び方。小さいのも。

おもり結び やってみたい(^.^)

ささやかな技の体験が、海に生きた漁師さんの思いや海の魚たちの世界に誘ってくれそう。

雪の石段をあがります。

ここには暮らしを守る神々のお社○

舟屋の里の聖地です。

お寺も丘の上。

お地蔵さまも歴史の語り部。

ぶりやクジラなど海のお話、封建時代の漁業の民主化のお話 潜水母艦とぐらマンの戦闘など平和のお話

船屋の町並み形成のお話 昔の子どもたちの遊びぶりなど伊根ならではのお話たくさん聞かせて頂きました。

また、30年前の寅さんがかえってきても戸惑わない、荒廃感のない家並み、

その中で出会った赤ちゃんをだいた若奥さん、小さなバス、お年寄りのサービス

ほっとしました。町では煩わしいほど当たり前の光景が、船屋の里で見るととても貴重なモノに感じられるのです。命の火がもえている、不思議な温かさの漂う里ウオーク。海に生きる人の暮らしの歴史と今と心の世界とが重ね合わされたいいコースだと思いました。

エコツーリズムは、わあきれい、わあ美味しいそんなレベルの観光を、地域の小さなささやかな歴史文化生活自然などを生かしてじっくりと心を温める感光に変えよう、という試みです。それは、「少しのことにも先達はあらまおしきことなり」(兼好法師)、ガイドさんがおられてこそ、ガイドさんがいなければ、歴史文化生活自然など見えないところ見えないもの 見なければならないところ、それを押さえることができません。

地元の暮らし様とお客さんを丁寧につなげるガイドの大切さ!あらためて実感しました!

充実した研修の場を提供して頂き、こころから感謝です。

お土産は、これ(^.^)

最後にウオーキングの提案、「世屋の里発林道経由日ヶ谷の里経由大島経由伊根舟屋の里着」

やりましょうよ(^.^)

 

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