宮津エコツアー · 森の星の巡航

森の星の巡航

2013/02/05
森からの流出口を中心にした宇宙。

この「物体」は?!
、、、、、「陸には陸の、海には海の生態系がある。しかし、両者はたがいに独立した存在ではない。

(↑ 海と川の接点 日置河口)

河川を通じて両者の間には物質や生物の移動があり、それぞれに影響をおよぼしあっている。」と 正木 隆さん(森林総研 森林植生研究領域 群落動態研究室室長)。森の木々を育てる栄養分は、海の植物プランクトンを育てます。植物プランクトンは動物プランクトンを、、、そんなことを念頭において推測、、、、

森林は落ち葉などで「土壌」を作ります。腐葉土には、根から吸収可能な形にまで分解された成分を含んでいます。それらを栄養にして、森林の樹木は育ちます。根に寄って吸い上げられるためには水に溶けていなければなりません。

森林の腐葉土層を巡ってしみ出している雪解けの水は、それらの栄養分をも含んでいるはず。

それが段を落ちる勢いでかき混ぜられ凝固し、流水が丸く規則的に並べてくれた(^.^)!

腐葉土、その成長のスピードは「一年間に約1ミリ程」といいます。
この宇宙を巡る星のような物質の成分の特定、できたらいいですね。

※ あらためてしげしげと見ていました。「アワ」ですね。左上からの流れ作るアワ。大きいものは割れて、小さなものが残る。それにしても、森からの雪解け水が、粘りの元になる成分を含んでいることはまちがいない!

 

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