2013/02/19
山は海につながっています、そして海は山につながっています。こういう関係が成り立つことが自然です。ところがですよ、海は山につながっていますといえるか、、、ダムの提起した問題はそこです。
そこで、世屋川は?
海の物はここから入ってきます。
ここを登ります。
どこまで遡れるのでしょうか。ここは登れます、
ここもオーケー
けれど、ここは、梯子かけてクレー
ここも!
日置小の川の生き物調査によると、鮭は、河口まで来ているそうです。
でもここから先には上れません。アユも同じ運命。
ここまで、まわれーみぎ、なんやここまでしかいけんのか、しょうもな ぶつぶついいながらUターン。
ダムがないから、海とつながっているとは、いえない訳です。
山の尾根から反対側、日本海側に流れる宇川、ここには!
農業用水の取水とアユの遡上との両立が図られています。
鮭やアユがその上に上れなくてこまることあるの?と怖い顔で聞かれると、ちょっと引きますけれど、優しい顔で問われると「こまることありませんか」といいます。
鮭一つの例でみてみましょう。鮭が産卵できるのは湧水の湧く小砂利の沢です。上流にはそんな美しい流れがあるのです。龍渓から龍が壺を越えミョウガ谷の魚止めの滝あたりまで遡らせてやってもいいじゃないか(^.^)京都府自然環境特別保全地域」の世屋川の源流部から世界遺産を目指す天の橋立擁する豊穣の宮津湾まで、命への優しさで結ばれれば素晴らしいなと思いませんか。
生き物調査は、生き物の生息できる環境の課題を提案しているようです。