2013/03/11
国土地理院の定義では、滝は、高さが5メートル以上の物、ただし、著名で、通行上の目標になるものと規定しています。そして、はばは20メートル未満のものを滝(小)、はばが20メートル以上のものを滝(大)で表示されています。その基準でいえば、丹後では、大滝に入るのは、金引の滝と味土野大滝くらいでしょうか。
しかし、小滝といえども特徴のある形をもっていたり特殊な環境による希少な植物の生育地だったりする滝がたくさんあるのですよ。それらは地図では探せません、ガイドが必要です!載っていないのですから(^.^)
「今福の滝」が京都府の景観資産の仲間入りを記念して、丹後に刻まれた滝巡りを起案してみました。
ツアー名「丹後秘滝紀行」
かなり見応え、動き応えがありますので、二回もしくは一泊二日のプラン。
まず1回目(一日目)
スタート、 「今福の滝」
滝神社奥、えーと、この実は!。
中の滝
二 谷向かいの金引の滝へ。日本の滝100選。巨大な花崗岩の一枚岩は圧巻。
阿蘇海を回って、世屋川水系を登ります。
三 下世屋 龍渓付近 御堂谷奥
四 鞍掛け谷口の滝 高い空中湿度のためヒモゴケの仲間が生育している。ガラシャ夫人の辿った道の側。
五 上世屋 観音堂渓谷 下滝
六 上世屋 観音堂奥の銚子の滝 岩は堆積岩。大地の隆起を目の前で見られます。
棚田美を味わいながら、伊根へ。日ヶ谷から筒川の谷へ越します。
七 本坂奥の滝。この付近は玄武岩、火山縁起の谷です。この滝壺は、山向こうの菅野の滝壺に通じていると伝えます。
筒川を下って、浦島の里、運がよければ布引の滝を見て、河口から右手に登ると野室の里。
八 海に落ちる断崖絶壁滝は絶景。地元では、「たかへらの滝」。へらというのはたたみのヘリ、と同じで端。
見えている落ち口の奥にもう一段の滝が隠れています。その段には畑が拓かれていました。この滝上で、ウナギが穫れたと言うことです。
さて、けっこう走りました、日が陰ってきます。
舟屋の里によりましょう。
伊根工房で絵と焼き物をみて、コーヒーをいただいて、一日目 終了。
遠方の方は舟屋で一泊。
九
十