2013/04/14
イカリソウは虫媒花です。
では、いつどのようにどんな虫2よって行われるのか、実はみたことがありません、満開のサクラやブロッコリー畑では、ミツバチの羽音が聞こえていました。イカリソウの受粉の仲立ちをするのも、そのミツバチなのでしょうか、今日こそは!とみていました。
けれどもいっこうに訪れる気配はありません、あっちの花もこっちの花も状況は同じ。そこで、まあ、いつものこと、イカリソウのことはイカリソウに聞け(^.^)、 「なああんた、どうなっとる」と聞いたら、「いま来ているよ」と。 「え!」 ツボ状の花の中にうごめくもの、小さなアブ がいるじゃないですか!
見えにくいかもしれません、虫眼鏡でみてください(^.^)彼らが受粉の仲立ちをしていたんですね。ツボ状の花を持つアセビやキブシもこんな小さなアブが訪れているのです。 さて、ここで新たな疑問。このアブは何者!ちょっとお話聞かせていただいていいですか、名刺を渡して尋ねました。「つやほそばえ」と呼ばれているよ、と言うことです。里山の生態系の微細さにまた、感動をもらいました。
ちなみに、このアブ、ハエ目(双翅目)。ハエ,カ,ガガンボなどを含む身近な昆虫のグループです.このグループは、多様性が高くしかも似た種類が多いとのことです。ルリミズアブ、素敵な名前です。モンキアシナガヤセバエ、舌を噛みます。
でも楽しそうです。(^.^) 商売気がむらむらと起きてきます。 里山の双翅目をみるツアー! やってみたいですね。