ハギの向こうに世屋の里、秋の撮影ポイントです
こンなところが上世屋に?
あるんですよ、景観は作るんです。3年目のマルバハギが衝立(ついたて)になってくれました(^.^)
万葉集でも最大の収録数を誇るのがハギ、その理由を
「万葉時代の近畿地方の山地にはスギやヒノキの自然林で覆われていたことは、万葉集で、「桧原(ひはら)」、「桧山(ひやま)」、「布留山の杉群(すぎむら)」などの言葉が詠われていることから十分に想像できよう。平城京に至るまでの度重なる遷都で、これらの有用樹は都の造成のために大規模に伐採され、今日では自然林はほとんど残されていない。伐採跡地にはスギ、ヒノキ林は復元することはなく、代償植生として二次林であるマツ林やナラ林が成立する。したがって、当時の人々にとってハギ、マツ、ススキはもっとも身近な植物だったのであり、それを歌に詠み込んだのである。したがって万葉集中の各植物の出現頻度は当時の人々の生活空間における存在頻度と比例していることが理解されるだろう。万葉植物のほとんどが日本原産でありしかも身近な植物であることは、万葉人が珍しさや見栄えのよさで選別したのではなく、身近な生活空間にある草木とごく自然体で接していたことが伺えるのである。」と(www2.odn.ne.jp/~had26900/topics…/manyo-hana.htm)氏は説明します。
世屋高原休憩所万葉植物園構想の中心植物になりそうです。
「 草枕旅行く人も行き触ればにほひぬべくも咲ける萩かも」 笠金村 巻8-1532
(「にほふ」 に=丹 ほ=秀 色が冴えて赤く美しく咲いている。視覚を表す表現。