第三回ウオーク&イートでは、フジ棚下が緑の風の吹き抜けるオープンレストランになる予定です(^.^)
ここにスイレン鉢をおいて、イチョウウキゴケ、サンショウモを浮かべて、見ていただこうと考えました。 イチョウウキゴケはイチョウの葉に似ているのが命名の元。。 ■京都府 絶滅危惧種 ■環境省 準絶滅危惧種 サンショウモはサンショウの葉に似ているので。 ■京都府 絶滅寸前種 ■環境省 絶滅危惧II類 いずれも、「世屋の棚田の宝物」。
ふと、『小さな花の歌』の一節、、、、♪ああぼくの生まれた村は小さな村だけどメダカ・沼エビ・ミズスマシが幸せに生きていたんだ♪(※ガイドウオークパンフに歌詞掲載)おもいました、メダカがいればいいなあ、実は、上世屋には湿地湿原はあっても メダカは確認されていません。水田が減少し、残っている棚田も乾かしたりするためメダカの生息環境が壊れたのだろうと考えています。 よけいに、「メダカ」。ミドリムシさんに相談すると、京丹後市上常吉の知り合いが飼っている!、、、 したがってこのスイレン鉢にはそういうことでお輿入れいただいた絶滅危惧II類(VU)のメダカが加わることにより生態系がつながり、ミニながら中身の濃い「ビオトープ」になりました。
ちなみに、メダカは「メダカ北日本集団(Oryzias sakaizumii )」と「メダカ南日本集団(Oryzias latipes)」の2つに分けられて、丹後・但馬地方が分布境界にあたるのだそうです。南日本型はさらに水域ごとにさいぶんされるということですから、奥の深い生き物です。