お、◇◇◇!
なんと呼びます?
♪でんでんむしむしかたつむりお前の頭は、、、。もう一つ「ナメクジ」という呼び方も。 でんでんむし?かたつむりそれともナメクジ?
カタツムリが青森や高知で、デンデンムシも岩手や長崎で、南北東西離れたところで使われている 同じものなのに三つの呼び方があちこちにある、その三つの関係は、と考えたのが柳田国男さん。
主観を交えて、おおざっぱにいいますと、、 一番古いのは、ナメクジ。 ぬるぬるしたものに共通して。けれどもその後、それは殻のないのに譲って、殻のついたのは、傘がある貝、貝をツブといっていたので、かさつぶり、変化して「かたつむり」。これは、言葉の当然の発達です。
しかし、いかにも抽象的で理屈っぽい。大人は使っても子どもは受け入れません。子どもの世界は具体的です。引っ込んでいる虫にはやしたてる、「でよ でよ むし」 と。その遊びを「でんでん虫あそび」といいました。その様子を見て、大人は「かさつぶり」というが、「でんでん虫」もおもしろいじゃないか!と許容する大人が増加。 どちらも 京都発の言葉、人の交流とともに地方へ伝播した。わたしはそう考えるが皆さんどうですか(^.^)と。有名な『蝸牛考』です。
もちろん独自に発生、継承された言葉もあります。沖縄では、 チンナン! 山梨ではジットバットという呼び方をする地方があるそうです。
また、移動能力が極端に弱いので、谷山川海に阻まれ、独自に進化したものが多く、国内で数えられるかたつむりの種の数はおよそ800~900種。2012年に徳島で新種が確認されたと報道されたように、今後も発見される可能性があると言うことです。もしかして、、、、