斜面を走る水が見える景観は素敵です!
河川周囲の草木が除伐されました。
(↑ 小松尾川)
縦貫林道の崖、銚子の滝などで頁岩 砂岩 泥岩 粘土 泥炭等が地層を作っているのが見て取れる世屋高原は、地滑りボートに乗っているようなものだと専門家は喩えます。
(↑ 世屋観音堂前 石炭採掘跡)
その柔らかく水を含みやすい層へ水が浸透し地下水圧が高くならないようにするには、降雨による表面水を適切に流して地中への浸透を防いでやる必要があります。その工事が行われたのは、昭和28年のこと。
60年の間に底面が痛み漏水もひどく再整備が懸案になっていました。
が、いよいよ工事が始まるというわけです(^.^)
ちなみに、戦後山間部各地で行われた工事を受注されたのは地域の小さな建設業者さんたち、難工事を成功させられてこのあとの高度経済成長で会社を発展させられたということです。