丹後では、春、丹後一宮・籠神社の祭りで稔りを祈り、秋、大宮町名の語源のお社、丹後二宮・大宮賣神社の祭りで豊かな稔りに感謝を表します。
12日、その大宮賣神社の秋祭を訪ねました。 重々しく社史が語られています。
注釈が必要です。
その① 祭神様について
大宮売神は、「大宮能売命 」(オホミヤノメノミコト)とも書き、一説に「岩戸隠れ」の天照大御神を引っ張り出した芸能の女神アメノウズメとされます。由緒書きによると「平城天皇、大同元年(806)に大宮賣神に神領2,500石、若宮賣神に1,500石の神封が充てられ、「三代実録」貞観元年正月(839)の條に、大宮賣神に従五位上の神階を授位している、ということです。
その② 「宮中八神」について
玉体(天皇の大御身)を守護する神々のうち特に選ばれ、神祇官の八神殿に奉斎されている「高皇産霊・神皇産霊・魂留産霊・生産霊・足産霊・大宮売神・事代主神・御膳神」の八柱の神をいいます。そのなかで、大宮売神は「天照大御神の御前に近侍した神で、君臣の間を和し宸襟シンキン天子の心を安んじ悦ばしめ」(堀書店発行「神道辞典)ていらっしゃるとのこと。そのような重要な御神格に対して、「平城天皇、大同元年(806)に大宮賣神に神領2,500石、若宮賣神に1,500石の神封が充てられ、「三代実録」貞観元年正月(839)の條に、大宮賣神に従五位上の神階を授位している」と由緒書きは伝えます。
宵宮を訪ねました。
まず笹囃子!
次に神楽!
そして、三番叟!
最後に太刀振り!
ちなみに三番叟、
「三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐといわれ、足拍子に農事にかかわる地固めの、鈴ノ段では種まきを思わせる所作があり、豊作祈願の意図がうかがえる。式三番のうちでも、翁以上に後世の芸能に影響を与えた。歌舞伎や人形浄瑠璃などに取り入れられ、また日本各地の民俗芸能や人形芝居のなかにも様々な形態で、祝言の舞として残されているja.wikipedia.org/wiki/三番叟 」というもの。
一見の価値、多いにありますよ(^.^)