宮津エコツアー · 穴葉っぱの謎

穴葉っぱの謎

チマキザサに開いた穴、その開き方の規則性についてはみなさん、かなり想像を交えて解釈されておられるようです(^.^)。

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(↑ 三縦列の穴葉っぱ 発見者 ガイドのi氏)

例①「若い笹の葉がまだ巻いている状態で、中に入っている幼虫が何重かに重なっている部分の葉を食べ、それが葉の成長とともに広がり、ミシン目のような連続した穴ができあがるそうです」 これは、どうも、、。どうやって幼虫は中にはいったのかと思います。

例②「巻いている葉に,産卵のため穴をあけ,後にその穴から幼虫が出てきた」 これも、入る所と出るところが同じということになるが、中では動かないのだろうか、、

蛾の仲間(ホソハマキモドキガ科)の幼虫が関係しているということのよう。しかし、ともかく、入る所、出るところという現場の目撃例、つまり動かぬ証拠というものがないのだそうです。

ビデオカメラを据えて長時間撮影という手がないわけでもと思いますが、どのササにお目当ての昆虫がくるのかも見当がつかないし、、

卒論のテーマにしてもいいぐらいでしょうねえ(^.^)

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さて、想像的解釈が許される、その辺の事情からか、ある高校では入試に、こんな出題がされたそうです。

「ある種の笹の葉に不思議な位規則的に穴があくことがある。この種の穴の大きさは数ミリ程度のもの多いようで,一列に一定間隔であいている。 ところで,この種の笹は葉が幼いときには丸まっており,これが後に開くことがしられている。 さて,この笹の葉の穴の正体は何だろうか?」 maruwill.blog92.fc2.com/?m&no=78

 

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