世屋の里の入り口・瀬戸川橋のそばの崖に露出している地層。
握り拳から子どもの頭大の礫の層が傾斜しているのが見えます。
傾きは、南西方向に役30度。これだけ傾いたら、上の物は転がったりずったりします。松尾や上世屋の大きな地滑り地形形成と関係しているのでしょうか。
近寄ってみると、その上に乗っている砂岩の層の上にまた礫の層。
この謎をどうとくか!2000万年前から1000万年前の間に、丹後半島は「火山活動をともなう激しい地殻変動」があったと『京都地学ガイド』。。礫の堆積は河口部の河原、砂の堆積は湖か海面下に沈んだこと。隆起と沈下、それがくり返されたということなのでしょうか。