どなたと心得る、というほどのものです。
オキナグサ。
岩滝の矢野さんから畑の作り主が変わるのでよかったらゆずってもらえるのがあるがどうか、という連絡でした。
じつはそのオキナグサ、木子を出られたさいに、いっしょに持っておりられたもの、「古里偲ぶ草」の子孫なのです。
オキナグサは、・京都府カテゴリー 絶滅寸前種 ・環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU) ・近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A です。
(↑ 京都府レッドデータ HP 撮影 津軽俊介先生)
遺伝的に出自の明確な「木子産オキナグサ」!
いるもいらんもありません(^.^)世屋高原休憩所の花壇に移植させてもらいました。
かって、上農は草を見ずして草を刈る!と言いました。そういうことをいった時代の里山環境に適応した野草の1つです。
本種を山城地方で発見された石橋さんとおっしゃる方は「畔道に通じる山ぎわの切り崩しの道端」と生育地を表現されていらっしゃいます。
日当たりのよい草地、そのこだわりは徹底しています、岩滝では畑のコンクリートブロックの穴の中にも生えていました。
「上農の息づく里」に里帰りした木子オキナグサは万葉植物です。
「芝付きの みうら崎なる ねつこ草 あひ見ずあらば 我恋ひめやも」。
ねつこ草がそれ。開花は4月中下旬、見に来てください。