京都新聞さんが、「種を継ぐ」と言う題で書いてくださった記事。
少し説明する必要があります(^.^)。
世屋の大地でお百姓さんの愛情を注がれて育ったものは、おいしい。美味しいと書くような舌先の感覚ではあらわしきれないうまさがある、どうでしょう「土産(おい)しい」と書いては!
イート&ウオークで、両方が一致したものですから、それ以来使うようになりました。
「美」、、、外観のいい物、高価なもの、季節外れのもの、人工的なものになってきていますけれど、それでも「美」という漢字を用いることに異を唱えることでもないのです。美とは「神に捧げられる」羊であって、その羊は健康で大きくて丈夫で油がのっていて、上等の毛皮のとれる最高のものが選ばれたのだそうです。いい空気を吸い、きれいな水を呑み、新鮮な草をたくさん食べた羊、これが「美しい」のです。神に捧げる命は健康な土が育てた草を食んで産まれた育ったものと言うことですから、そりゃあその肉は「美味」このうえなかったことでしょう。
ということは、、、わたし一流の飛躍なのですが、「美味」と「土産」とは大地の恵みそのものという点で同じ意味を持っている(^.^)とかんがえた訳です。
熟字訓として、国語の辞書に掲載される日を目指して、私たちは使い続けましょうと。
(↑ うたさん)
この「雑穀ミュージアム」すでに雑穀ご飯については多数はいっているそうです。
午前午後に里のガイドウオークもできれば、との依頼も。遠来のお客さんもあるそうです、待ってました!世屋の里の早春を二倍楽しんでいただきますよ(^.^)
ちなみに、日本語で「おいしい」を「美味しい」と書くようになった経過をひもとくと、「お」はていねいな意味の接頭語、中心はこのましいと言う意味の「いし」。この「い」のニュアンスにあう意味の漢字として「美」が起用されたといいます。舌が「美(い)し」と感じる味覚、これが「お・美し」。つまり、お+美(い)し+味(あじ)=美味(おい)しい!
また、「うまい」は、というと果物が熟すと渋がとれてあまくなりますが、そうなることを「うむ」と言いました。それが形容詞になって「うまい」。この「(うま)い」にも「美味」と言う字を当てることになったといいます。