宮津エコツアー · 里山再生を竹林再生から~波見の挑戦~

里山再生を竹林再生から~波見の挑戦~

明るい竹林!

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波見。その竹林再生の現場を案内していただきました。

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スクモをしいたタケノコ畑。

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カワイイ(^.^)

「タケノコ噴水って見たことないでしょう」

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なんですか
「この先から水をふきあげよるんですよ、四十センチも霧のように」

えっエー

「朝の四時頃みにくるか」

いきますいきます!

さて、  タケは、「環境省指定要注意外来生物、日本の侵略的外来種ワースト100」に入っているのかと尋ねる方がいらっしゃいます。

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薄暗く怪しく見苦しく恐ろしく広がって人の暮らしを圧迫しているからです。どこからやってきたのだ、誰が持ち込んだのだ?と。
いえいえ、「野山に交じりてタケを取りつつ万のことにつかひけり」まさに食・薬・住・遊・多方面にわたる有用樹なのです。人が里山から出て、管理されることなく放置したことによることが原因なのです。
その管理の適切な回復、そうすれば、竹林が蘇り、食・薬・住・遊・多方面の活用が可能になることを、ここでは実証されようとしているのです
成果が着実に上がっていることをホオノキが語っています。

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「おれはこの間までタケの海に溺れていたんだ!」

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ところで竹林だけの管理、それはそれてすばらしいとはいえますが、驚きはそれにとどまらない!放置されたのは川も畑も林もみんなです。竹林だけを再生させても効果は限定的なものです。

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川も畑も林も竹林も一体のもの、まずはタケから、そして川や畑や林の再生につなげようと住民の皆さん、また区あげての協力の中ですすめられていることがサプライズです。命の一つながりは人つながり、その念力と構想は半端ではないのです。
宮津の良さは海山川里の一つながりの里山の良さ。波見の試みから目を離せません(^.^)

見学ご希望の方、紹介します。ご連絡ください。

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