ヨイショヨイショ、、、そうつぶやきながら千代子さんは仕事されていたそうです。芋茎畑に埋もれるほど小柄でなお腰の曲がった老農婦のつぶやきを、「藤織り」を伝わってきた世屋の里の風土に返そうと試みていた井之本さんが聴き止めました。
それが、山里の風土に人生を置いて生きた千代子さんの暮らしを見つめ、活写した写真集のタイトルになりました。撮影シーンにまつわる説明も貴重な現代人へのメッセージ。「合力」と「ヨイショヨイショ」は丹後を読み解く二大キーワードなのかもしれません。
限定印刷です。ガイドの会に10冊融通していただいています。頒価1300円です。
山の里も現代社会に浮かんでいます。哀しいことも少なくないはずなのに、みじんの暗さも感じないのは、自然と共にあるかぎり生きていけるというるスタイルに支えられているからでしょうか。坂野石油においていただいた分を手に取られたお客さん、2冊求めていかれたそうです、、「これみたらなんにもいえんわぁ!」と。
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