黄葉したイチョウの葉を「金色のちひさき鳥のかたち」と見立てたのは与謝野晶子さん。
大宮南小のイチョウです。
気象台が黄(紅)葉日及び落葉日など生物季節観測の対象としているのが、カエデとイチョウ。
その観測では、「東京のイチョウの黄葉は、年々遅れる傾向にあります。図は東京の黄葉の観測日をグラフにしたものです。傾向として近年は50年前に比べると、およそ半月以上も遅くなっていることが分かります。昔に比べ、朝晩の冷え込みが弱まってきたのが原因のひとつと言えそうです。東京の黄葉の平年日(1981年からの30年の平均)は11月20日と今日です。気象台の方にお話を伺ったところ、色づきは始まっていますが、見ごろにはもう少し時間がかかり、今年も観測は平年よりは遅れそうです。」ということか゛わかるのだと気象予報士の吉田友海さん。※イチョウの黄葉前線、西まで 日本気象協会 tenki.jp/forecaster/diary/t_yoshida
さて、このイチョウの黄葉で丹後のイチョウ黄葉の動きで不思議に感じていることが一つ。桜前線は北上、山でいえば麓から咲きのぼってきますよ、ね。紅葉前線は南下しますね。例年の見頃情報を比較すると、、□日光いろは坂・10月中旬~10月下旬□京都東福寺・11月下旬~12月上旬□鹿児島大隅湖・11月下旬~12月中旬
北から南へ山の高い所から低いところへ、、、動くのだと思っています。ところが、日置や岩滝のイチョウは盛りかピーク過ぎなのに、上世屋のイチョウは黄葉始まる!
朝晩の冷え込みが黄葉を左右するということなら、今年の上世屋は冷え込みがないということなのでしょうか、、
、ということは、今年の冬は「少雪暖冬」かもしれません。それにしても、観測とデータの蓄積は、だいじですね。