宮津エコツアー · 低学年対象の里山ガイドプラン

低学年対象の里山ガイドプラン

三年社会科学習ガイドプラン
2012,4,25

三年社会科学習ガイドに向けてMさんと歩きました。学習といっても対象は三年生!見る、感じる、そんな実感ををためる時期です。「孫」を想定して、搾りに搾ってエキスだけ、ということで、次のようにガイドプランをたててみました。相手にとって不足無し!とはいいながらとうてい想定通りにいくとは思われませんが、、、まあ準備だけは、、、それに今後ファミリーでの利用にも対応しなければなりません。そんなこともあるのでMさんとシナリオ化しておこうとまとめてみました。低学年対象のガイドプラン、そんなことへのたたき台にしてください。

■日時 4月27日(水)
■人数 二クラス 70名
■里山巡りコース、
S 合力の家→のうだ→馬場→里中→G 合力の家
■距離 約600m
■標高差 約20m
■時間 30分
■里の状況
春を迎え、野山の動植物の活動がさかんである。米作りもスタートしている。

■ガイドポイントとシナリオ
①水を張った田圃と張ってない田圃
ここは、たんぼです。米を作るところです。稲を育てる準備をしています。
水をはってある田圃と張ってない田圃があります。張っている田圃にはもう種がまかれています。米作りがはじまっています。苗を育てています。
水をはっていない田圃は、その苗を植える、つまり田植え、もう少ししたら水をはります。

②段々田圃と水
田んぼは、段々になっています、水は張っていくのはどっちからどっちへ張っていくかどんな順番に張っていくと思いますか。
上の田圃から下の田圃へと順番に張っていくのです。
水になってみましょう。

③ 田圃と命
おたまじゃくしです。やまあかがえるというカエルになります。カエルをお百姓さんは、大切にします。なぜかわかりますか。
ここは、レストランなんです。メニュー、カエル
お客さんはだれだと思いますか。ヘビさん、とんびさん たかさん、いのししさん。

④田圃の形
ここからはもっとも古い形のたんぼたちを見ることができます。
みんなの近くの田圃はどんな形をしていますか
四角い、まっすぐ、広い、
ここの田圃は、みんなちがう、四角くない、まっすぐではないぐにゃぐにゃ、小さい。
山や谷に沿って田圃は作っていたんですよ。
元々の形がそうぞうできますね。

⑤家の形 手を広げて下さい。すっぽりと囲めますね。この中に約20軒ほどのお家があります。
屋根に登れますか。
手に吸盤のついている人いますか?
なぜ、こんな形になったのだと思いますか。

⑥畑の利用
ここは畑です。そばやコンニャクとか豆とかを作ります。
はたけは、どんな漢字ですか。田と火。草や木をはやし、それを燃やしてその灰を肥料にしたのです。
いまでは、野菜、ネギ、はくさい、ダイコン、ゴボウ等も作っています。稲ほどの水は必要ではありません。
けれども水はいります、だから、水の容器がおいてあるのです。

⑦ 水はどこから
川です。雨が降っていません。なのに、勢いよく流れています。
この水はどこから流れてくるのでしょう。
「山からにきまっとろうぎゃあ!」
「山にダムがあって水が貯めてあるからだあや!」
・・・・・・君たちはかしこーい!!
山と里の暮らしは一つなんです。
以上終わり

このページのトップへ