一年に一度あるかないかのスーパーな晴。春が一気にアクセルを踏み込んだような4月27日。M小三年・社会科学習 365分の1の確率であたる特等宝くじをあてた快晴のなか、里をウオークし、民家を見学し、暮らしの話をききました。たんぼの草道には、ヘビがいました。合力の家には「まっくろくろすけ」がすんでいました。
「つめたーい うじゃうじあー はじめてみた ここの川はおとがする 目にしみたけむり おもしろーい こわーい 時間がゆっくりー」
などの言葉が飛び交っていました。
棚田の保全や多様な生物の成育する環境の保護の取り組み、さとの技伝承と教育とエコツーガイドのコラボ。しかし、三年生だから、五感を大事にしよう、せやの里の自然とくらしを感じさせよう、それを課題にプランニングした立場からはガッツポーズ。mさん、sさん、いのもとさん、お疲れ様でした。
※ その後、午後からkさん、siさんが加わって、万葉の草木採集。合力の家の前が、万葉植物園になりました、
【ガイドウオーク・当日シナリオ】
おはようございます。
皆さんの学校は、どこにありますか。
教えてください
【 】
ここは、なんというところですか
【 】
ここも宮津市です、
同じようにたんぼや畑・家や川があります。
けれども坂道を、グニャグニャ回って登ってきましたね、
ここは標高が400mあります。気候、お天気も違います。それに合わせた暮らし方をしています。だからそのかたちなどはずいぶん違うところがあります。
どんなところが違うかで、皆さんの目でたしかめてください。
まず、たんぼから。
水をはってある田圃と
張ってない田圃があります。
張っている田圃 苗のお家。夜も寒いので暖かく過ごせるようにしてあげている稲の赤ちゃんのお家
丈夫になって、外に出しても大丈夫になったら外にだして植え替えてやります。
水をはっていない田圃、こっちに
その苗を植える、つまり田植え、
もう少しさき。
これが川、小さいので溝、小川。
水を田圃に届ける道。
水についていきましょう
田圃は段々になっているので、
上の田圃から下の田圃へと順番に張っていくのです。
おたまじゃくしです。やまあかがえるというカエルになります。カエルをお百姓さんは、大切にします。なぜかわかりますか。
ここは、レストランなんです。メニュー、カエル
お客さんはだれだと思いますか。ヘビさん、とんびさん たかさん、いのししさん。
みんなの近くの田圃はどんな形をしていますか
四角い、まっすぐ、広い、
ここの田圃は、四角くない、まっすぐではない、小さい。
山や谷に沿って田圃は作っていたんですよ。
~メモはいいですよ、心のカメラで写真、とっておきましょう、かしゃっ!撮れましたか~。
元々の形がそうぞうできますね。四角いまっすぐな田圃にすると、元々の自然の形が分からなくなります。
①家の形 手を広げて下さい。すっぽりと囲めますね。この中に約20軒ほどのお家があります。
屋根に登れますか。
手に吸盤のついている人いますか?
②畑の利用
ここは畑です。そばやコンニャクとか豆とかを作ります。
はたけは、どんな漢字ですか。田と火。草や木をはやし、それを燃やしてその灰を肥料にしたのです。
いまでは、野菜、ネギ、はくさい、ダイコン、ゴボウ等も作っています。稲ほどは入りません。けれども水はいります、だから、水の容器がおいてあるのです。
③ 水はどこから
川です。眼を閉じて聞いてください。
トトと何が聞こえますか。
勢いよく流れています
みんなの学校の前にも川があるでしょう
こんな音きこえますか
この川上は、山です、その先は、空。
生まれたての川なんです。ここから海へ向かってスタート。
どうでしたか、これが山の里のたんぼ・小川・水・畑・家・川です。次は、民家の見学をします、人は、ここでどんな風にくらしてきたか、そのお話をきいてください。
これでウオーク、おわります。