ヤブラン
原産地:日本 台湾 中国 科名:ユリ(キジカクシ)科 学名:Liriope platyphylla、ギリシア神話のニンフ、レイリオペ(Leiriope、ナルキッソスの母)に由来する
、、ふむふむ、、、!。
さて、この根の肥大部分を乾燥させ粉末にし、味噌と混ぜて食することを試みていらっしゃるかたもあるということ。もともと大葉麦門冬(だいようばくもんどう)という名の生薬で、滋養、強壮、催乳に効ありとされてきたものなのでなるほど、と思いましたが、理由を尋ねてみると、もう少し、深いところに動機はあったようです。
つまり、、、
健康や美容に大切だから、食べなさい!と言われるのが野菜や果物。癌、老化の原因になる活性酸素、それは呼吸によって肺に吸入する酸素、その5%にが及んでいるというのです。その活性酸素を破壊してくれているもの、それが野菜や果物に含まれるビタミンCなどだ、ということも明らかになってきました。
そんな大切な物なら、自分で作ればいいのに!そうなんです、トラやライオンといった肉食の動物をはじめ多くの動物は自分の体内で作れるそうなんです。作れないのは、人間やチンパンジーなど森から草原へ生活場所を変えた生き物。草食、果物食に切り替える過程で、ビタミンCは、自家生産停止、食べることで補おうと判断したのだということ。
さて、どういうものが活性酸素を無効化するのか、研究もすすんで、そういうビタミンや酵素がそれらがパワフルな状態で存在しているのは、人間の手で改良され野菜化された植物でなく、自然の中に生きる山野草にあるという研究もあるのだそうです。
そんなものの一つ、と概ねこんなことでした。他に、クロモジの、ヨモギ、ヨメナ等で塩や味噌と合わせ薬草調味料にすることを試みているともおっしゃっていました。
そうなのぅ!としげしげとヤブランをみました。