宮津エコツアー · えむ・ムシエビとホンエビ

えむ・ムシエビとホンエビ

色づいた柿

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おいしそうにはみえます。

けれども、「むしえび」だでおいしないですだで、とTお婆さん。

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「えび」というのは「えむ」の変化した言葉。
「えむ」という言葉には、にこにこ!という意味の他に「花が咲きはじめる」、「果実が熟して裂け開く」という意味があります。花が咲き始めたら嬉しいので「にこにこ」、実が熟するとさらに楽しみがふくらんで「にこにこ」!後者が原因で、前者が結果の関係という面白い言葉です。ムシエビというのは虫に食われてあかくなってしまったものをさします。虫の食害を免れて育った物を「ほんえび」。同じように見えても、甘さが全く違うのです。

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さて、人の好きな物はムシも好き、柿が大好きなのは、ヘタムシ(しんくいむし)。親は、柿の木蔕虫蛾(かきのきへたむしが)ということ。 それにしても大発生しているのではないですか(`ヘ´)

これもむしえび。

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あ~ぁ、年取り柿なのに(´・ω・`)。

冬前に幹に菰を巻いておき春に焼却するという方法も有効だそうです。美味しい物には手間がかかります

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