宮津エコツアー · 柿酒

柿酒

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さて、上3枚のうち、一枚目は渋柿  柿渋採取用にさいばいされていたものです。2,3枚めは甘柿。
さて、柿には渋柿と甘柿と。実が完熟しなくては渋が抜けない、果肉が固いうちは渋が残る渋柿 熟すに従い渋が抜け、甘みが強くなっていく甘柿。
て゛は、どちらも同時に存在したのか、それとも後先があるのか。答えは後先がある。甘柿が後、渋柿が先、甘柿は渋柿の突然変異種。日本での発見は、1214年。現在神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺でたまたま発見されたので、禅寺丸と名付けられているとのこと。

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柿はkakiとして、世界にでまわる日本発果物なのに高齢化のすすんだ中山間地て゛は産業にもならず、食べる口も無く、野鳥や熊の餌になるばかり、それじゃあ(´・ω・`)ので、柿酒に!

ところで、嫁入りに当たっては、柿の苗木を持参したり、新婚初夜、新郎新婦は「おまえの家に柿の木があるか」。「あります」。「おれが取ってよいか」。「どうぞ取って下さい」、こんな問答をかわしたり、『里古りて柿の木持たぬ家もなし』と 芭蕉さんが詠うほどに暮らしになじんだ植物。なのに ウリ 栗 橘 梅など、植物を詠んだ歌が多い万葉集に詠われていない。万葉時代にあった柿は渋柿だったとしても、干せば甘くなる菓子なのに、、、どうしたことなのでしょうか?

それはともかく、柿、まだまだなっています、おわけできます。いらっしゃいませんか!yasuda made renraku kudasai. tugiwa jyamuni.

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