１１月２日毎日新聞の記事、二つ。
まず『里山の隣人「猪」考』。
その結論、「共存の難しさを思う」
たしかに！
それにしても、「瓜坊も来よ山の子のまつり笛」はじめ引用された四つの俳句、
古い引き出しから、ひっぱりだしてきはりましたなあ(^.^)、
しかし、もともと、天敵の存在をなくした生態系の破壊とか、離農離村を促進し過疎化高齢化で地域力を疲弊させた問題とか、人力と獣力のバランスを逆転させたのも人です、人の側に責任があります。万里の獣垣をとっぱらい、野や里に人を増やし生態系を回復させることが責任の取り方。現実性の乏しい議論であることは承知でいうのですが、それが「共存論」の前提なんだろうと考えました。
ところで、もう一つの記事は、毎日新聞・安部記者の『日本の源流ガイド』の紹介記事。
左下に掲載されている写真のひとりが、里山暮らしの源流を伝えるてるみさん。彼女も猪と人との関わりの変化を最前線で目の当たりにしてきたひとり。
津川絵里子さんとてるみさんがお話をされるとおもしろいだろうなぁとおもいましたよ。津川さん、海の京都・丹後の上世屋へいらっしゃいませんか(^.^)
