伊根へ伊根へと車は走る、
伊根はいいところです。
例えば小中学校の給食費、修学旅行費、ドリルやテスト、理科の実験セットといった補助教材費などの教育費無料化。
新たに漁業を始めた人には漁船や漁具購入に最大300万円を補助する開業支援制度て゛定住促進。
などなど過疎高齢化か゛進むなか、定住者を増やし、産業を活発にする、そのための施策の充実ぶり。
さてその伊根へ行く道は、天橋立側からいうと、岩ヶ鼻までは一つ一本道ですが、そこからは二つあります。
一つは新しく開通したバイパス、トンネル道。もう一つは旧道。
多くはバイパスをとおっていかれます。狭い旧道をとおるかたはほとんどいらっしゃいません。それでいいんです、時間も早い、便利になった、安全問題も解決した大型バスなんぞに旧道を走ってもらったらまあ迷惑でもあります。
でもね、ご用とお急ぎでない方には養老地区大島おすすめします、旧道というのは、地域の生活道路なのです。磨かれた伝統が息づいているのです。華道のお師匠さんの玄関には華。時には祭りにも。
こんなときはしばらくとめおかれますが、それもいいものです。
渚の町から断崖の道へ。そこからみる山や岬に囲まれた若狭湾の眺めは゛じつにいい。
柔らかみがあって絶景ポイントです。この間なんぞは、海面が魚で光っていました!
わたし丹後北部観光コーディネータ研修講座修了生なんですが、そういう感覚でいうんですけれど、あくまでもご用とお急ぎでない方へ奨めるんです、そうすると伊根歩きがもっと楽しくなりますよ。
まあ、このことは世屋でもいえます。利便性でいえばバイパスですけれど、味は旧道です。下世屋から旧道をとって上世屋にあがってきてください。