コウノトリ、、、
五十河の水張り田の側の電柱に。
ようきたなあと言うところですが、なんのなんの、但馬はあの雲と山の間の空の下。
直線にしたら、20kmく゛らいでしょう、上昇気流に乗って4~500mあがってあとは、翼のコントロール一つ、
居着いてもらえりゃとはおもうものの、ちょっとお散歩といったところなのでしょう。
幸福をはこぶコウノトリ。では、居着いてもらうためには、餌がどれだけあることが必要なのか、
「餌量については、平成13年~16年にかけて、水田・河川・水路の現存量*28)調査を行ったが、コウノトリが捕えることのできる餌量と現存量の関係がわかっておらず、野外の餌量の過不足に結論をだすことはできない。」※ コウノトリ野生復帰グランドデザイン と言うことではありますので、おそらくは人工飼育下で調べられた数字なのでしょうが、「コウノトリの餌と環境」について、コウノトリの郷公園 – nifty 3.nifty.com/hatachan-ej/kounotori.html さんは、次のようにアップされています。
『コウノトリは完全な肉食でフナやドジョウ、カエルやザリガニ、昆虫等何でも食べますしかも大食漢で、毎日生きた獲物を沢山探さなければなりません。 1家族が一年暮らすためには、途方もない餌の量が必要で、その量はドジョウ約80匹×家族4羽×365日=ドジョウ116800匹だそうです。』
こういうことを踏まえて、こうもおっしゃっています。『コウノトリが野生で暮らしていくためには、大量かつ多様性のある餌生物が存在しなくてはなりません。 また、野生ではサギなどの競合種も存在します。 それら全てに餌を供給し、なお余りある懐の深い自然の環境が必要不可欠です。』。
こんな環境が大宮町にできたら、どえらい発信力をもった町になるんでしょう。
ロマンには相当な覚悟がともなうものです。「1家族が一年暮らすためには、途方もない餌の量が必要で、その量はドジョウ約80匹×家族4羽×365日=ドジョウ116800匹」、そこへむけての大努力をされているところが、福井県越前市。
同市では、農業者、市民、学識経験者、各種団体、行政などでつくる「越前市コウノトリが舞う里づくり推進協議会(平成22 年6 月設立)」が中心となり「コウノトリが舞う里づくり戦略」を実施されているとのこと。そして、コウノトリの餌場環境整備としては、水田魚道、堰上げ水路、休耕田ビオトープ、そして中干などの渇水時に田んぼの生きものが逃げ込むための退避溝など取り組まれた、とくに、退避溝については、幅1.5m 長さ約200m にわたり造成され、さらに約200mの工事を行う予定、ということです。
五十河の里と、世屋の里はお隣どおし、コウノトリを住まわせたいと計画されるなら一役かわしていただきますけれど!
ところで、あかんぼうをコウノトリが、といいますが、ヨーロッパには、赤ちゃんはキャベツ畑で生まれるといいつたえているところもあるそうですよ。