味夢の里(さと)陳列商品ウオッチ!
寄るたびに発見、
これは!
比叡山千日回峰修行二度満行行者・酒井大阿闍梨の言葉と筆になるものだそうです。中身がおなじなら、楽しみ方の広がりで勝負。つい手がでます(^.^)
これも目の保養です。
さて、味夢の里(さと)にたいして自動車道の途中には「志賀の郷(ごう)」という地名も。この里と郷、かっては大宝律令に由来する行政組織の単位用語。最初は国・郡 ・里を、1里は50戸。さらに里を郷とし、郷を さらに細分して2、3の里を設け国・郡・郷・里の四段階にした、、、さらに、荘、庄、薗などか゛くわわり、これらが意味を変えて今に残っているわけです。が、今では人の集まり家の集まりを意味する接尾語として、割合に自由に新しい言葉をつくります。
例えば現道の駅 丹後王国「食のみやこ」
旧名は京都府 農業公園 丹後あじわいの郷。これなどは、郷を「ごう」と読まず、「さと」と読みます。
これは、語感の違いを踏まえたすごい工夫です。
「さと」里はまろやかでかわいらしいくつろぎ感のある柔らかい音です。
「ごう」郷 は 固くはあってもしゃきっと感、凜としている神秘感をあたえる音。
目では「郷」耳では「さと」、神秘感とくつろぎ感を両立させているわけですから。
こういう工夫心というのは大事です。
なでしこジャパンの精神的リーダー宮間選手の所属は、ゆのごうべる。湯郷ベル。
これを「ゆのさとべる」には出来ません。ごうゴウレッツ郷!結束して強く戦うチーム感が全くちがいますから。
としたら、例えば、波見 と世屋 。
波見のさと、とか世屋のさとと呼ぶのが一般的かとおもいます。しかし、どちらも「環境省選定重要里地里山500」里山環境維持生物多様性保全継承という課題をもって戦う地域として、評価が高まっています。こういう時局ですので、「波見郷」「世屋郷」とするのも知恵かもしれません。
、、、、、以上、きょうとじゅうかん自動車道を愛車(作業用軽トラ)て゛はしりながらのつれづれの思い。
ほんとの目的は、市内での自然公園指導員研修受講。
我が国には国立公園以外にたさんの国定公園が設置されています。
環境行政のなかでの指導員の位置づけやくわり、対応のじっさいなどの講習をうけたわけです。
、、、ひさしぶりに丹後のきのこ博士におあいしました。