水を張った小さな棚田。
さて、この水面に立つ波、これを「ささなみ」といいます。
入力すると漢字では「笹波」と。
笹の葉っぱのような波!フム、、、、?わかったようで意味不明!
ささなみの「ささ」、調べておけばガイドネタになるような気がしましたので、その結果報告。
、、、、
ささなみとは波の一種で、小さな細かい波、具体的には水面を吹く風が、毎秒5m以下。1m以上の時できるしわのような小さな波。
では、その波に「笹」の漢字をあてるのはなぜか。
笹に対するのは竹。大きさの比較で、竹は背が「たけえ」笹は「小さい」。そこで、小さいという意味で笹を用いた。
また、ほかに小さいという意味で、「ささ」が使われる言葉はあるか。
「ささにごり」「ささやか」、「ささやく」、「ささめく」「ささい」「ささくれ」「ささなき」、「ささめき」「ささめきごと」(ひそひそばなし)「ささめゆき」「ささがに(蜘蛛)」など。
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このネタ、ポケットに入れておきます。
田植えに備えてということですが、すぐには苗を植えることはできません、今は苗を受け入れる柔らかい泥の層をじっくりと作っている最中なのです。
世屋の里は、風の里!
(↑ 4/19 葉桜でもいい、松尾の一本ザクラを見たいと精華町のほうからいらしたお客さん)
たんぼの水面に立つ波をみて、「風速4メートルですね!」といえればかっこいいじゃないですか。