「日本の里」の秋に彼岸花。
これ、地生え。稲木のそばに彼岸花。
これもペットボトルや花瓶に挿したものじゃないですよ。
去年の秋、府中の写真家の今井さんたちに球根をもらって植えたもの、
これらが増えて「彼岸花の名所」になればいいとはおもいますが、彼岸花の野生化は上世屋では難しいのです、葉っぱで光合成し栄養を貯める時期に、雪で埋まるからです。青森、岩手、山形、秋田など東北各県はもとより新潟、富山などいわゆる雪国には、「彼岸花の名所」はないのです。
今年咲いてくれたこれらの彼岸花、雪が少なければ、来年も咲くかもしれませんが、温暖化で雪が少ないのもそれは望ましいことではないですし、、一年限りかもしれません。
そういう意味では、心の原風景としての「日本の里・かみせや」の秋は、こっちのほうが近いでしょう。
ししうどの花と稲木。
この花が咲いて、稲を下ろし脱穀し、農協に納めたら、おとうは出稼ぎに、、、。
、、、、そういう「おとう」が、またひとり、町へおりていかれたこと、誰がしるでしょう。