台風一過、ゆらゆらとススキの揺れる若狭湾!
文句なしですばらしいことをあっぱれ・天晴れといいますが、これは「あきばれ・秋晴れ」がもとなんです、と言われたら素直に納得しますよ!そんなことを思う秋の空。
昨日は警報が出されるほどの暴風にさらされていたことなど想像もさせないのがススキの偉いところ。ところで、刈っても刈っても伸び上がるススキ。その生命力は秋の七草に選出されたり、お月見に飾ったススキは捨てないで田圃に挿すとか、圧倒的に人々に支持されてきたところです。
(↑ 金剛心院)
さらにススキ大明神というような神様として祀られたりしている例もあると「繁殖の霊カとして、姫島の可島神社では社では、開墾しようとしたら一株の大ススキがあったので除いて田にしても翌朝、再び元の所に大ススキが生えていたので、神社を建てた。そして、大ススキが祭神となったという。(茨城民俗学会「カヤの信仰」)」と紹介されています。