上世屋・のうだ棚田の田植え前。
上の写真、環境省 > 自然環境・生物多様性 > 里地里山の保全・活用 というホームページの中の「里地里山保全・活用検討会議」の項で使われていました。
この棚田の今、取り入れが済み、冬の訪れを待ちます。
(↑10/15)
さて、この「里地里山保全・活用検討会議」、環境省の「 自然環境局 自然環境計画課」の所管で、下記のようなことをミッションとしています。
『里地里山は、農林業など人と自然の長年の相互作用を通じて形成された自然環境であり、多様な生物の生息環境として、また、地域特有の景観や伝統文化の基盤としても重要な地域です。しかし、過疎化や高齢化などにより人為の働きかけが減少し、景観の荒廃や里山特有の動植物の衰退など生物多様性の劣化が進行しており、保全・再生が急務となっています。国土のおよそ4割を占める里地里山の保全・再生を進めていくためには、生物多様性の保全をはじめ多様な観点から保全・再生の取組の現状を把握し、その分析を通じてすぐれた手法や仕組みの事例を紹介し、各地の取組を支援していく必要があります。里地里山保全・活用検討会議では、全国の里地里山における保全再生の取組の調査・分析を行うとともに、里地里山の持続的管理のための社会的枠組みや利活用方策等について検討しています。』
そして委員には
◆あん・まくどなるど上智大学大学院地球環境学研究科教授◆石井 信夫 東京女子大学現代教養学部数理科学科教授◆石井 実大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授◆岩槻 邦男東京大学名誉教授◆金井 裕 公益財団法人日本野鳥の会参与◆進士 五十八東京農業大学名誉教授 自然再生専門家会議委員長◆竹田 純一東京農業大学農山村支援センター事務局長 里地ネットワーク事務局長◆中越 信和広島大学大学院国際協力研究科教授◆広田 純一岩手大学農学部教授◆松井 正文 京都大学大学院人間・環境学研究科教授◆宮林 茂幸東京農業大学地域環境科学部教授◆森本 幸裕京都学園大学バイオ環境学部教授 京都大学名誉教授 ◆鷲谷 いづみ東京大学大学院農学生命科学研究科教授 、、各先生たちが務めていらっしゃいます。
H20.11.12 平成20年度第1回検討会議、その後H27.2.26 平成26年度第2回検討会議まで、19回ひらかれています。その中で、重要里地里山500も選定されたということですが、審議経過を拝見すると大変緻密に分析された様子がわかります。
ところで、のうだ棚田からの情報。
小川雅道氏の作る棚田の天日干しの上世屋米や粟、多少余分があると言うことです。米は玄米でも精米でも、500円/キロ。15~30kg単位で。送料別。
里地里山の持続的管理のための社会的枠組みや利活用方策等について「各地の取組を支援していく必要」が詠ってありますが、1番は生産物の流通、ぜひお求めください!。
■連絡先 宮津せやエコツーリズムガイドの会 090-7346-4639