宮津エコツアー · イノシシどん、チューリップは毒草だよ!

イノシシどん、チューリップは毒草だよ!

イノシシが掘り返したのではありません。

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一斉草刈り事業記念に、棚田跡の一画にチューリップの球を埋めたのです。

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イノシシ最前線ですので柵等しないのは無謀ではあるとは思いながら、春神様のお迎え花という趣旨に賛同して、見逃してくれるかもしれないと期待して。でも、それって根拠のないことでもないんですよ。
『護王神社は足腰の守護する神として広く崇敬され、 境内には清麻呂の難を救った故事の猪にちなみ、 狛いのししや、猪のコレクションなどが奉納され、 「いのしし神社」として も親しまれています
通常「狛犬」が建てられるところに、護王神社では「霊猪像」が建てられています。それは、奈良時代に清麻呂公が都から大隅国へ向かう道中※、刺客に襲われ、足を痛めるなどの災難に見舞われた際、どこからともなく三百頭ものイノシシが現れ、清麻呂公を守り、足のケガを治したという故事に因んでのことです。そのため、足腰の病気・怪我回復の御利益があるとされ、別名「いのしし寺」として親しまれています。』
清麻呂公といえば、道鏡事件で名を残し平安京遷都に尽力した人物、この方を守らねばならんとたちあがった、こんなに物わかりがいいんですから可能性はある!!!

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それにしても、現実問題、花壇をイノシシにやられた、怒り心頭、なんとかならないか、、この悩みは全国共通のようです。ひょっとして、神頼みではないイノシシ封じのおまじないがあるかもと調べてみました。
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チューリップの球根を植える時期になりました。でも、わが家では夜になるとイノシシが庭をうろうろしていて、そこらを掘り返して庭を荒らします。なので、イノシシ除け対策として、野生の動物は食べない(避ける)とされるニンニクを間に植えておくことにしました。チューリップの球根は食用のものもあるそうなのでイノシシも好みそう。ニンニク効果を期待せずにおれません。
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へーぇ、そうなんですか、よけいに精力をつけそうな気がしないわけでもないですけれど。
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母の助言に従い、強力な匂いと殺虫作用があるスミチオンを濃い目に薄め、ジョウロで花壇に散布した。
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「安全農薬スミチオン」というのは、神話だ!という指摘もあるようですよ。
小沢祐子さん(サステインナブル金沢/石川県)。
「スミチオンの主な問題
・スミチオンは農薬中毒の原因となる殺虫剤の、主なものの一つです。
・中毒症状には、軽いものでも目や喉の痛み、インフルエンザ様症状、発疹、吐き気、汗が出る、鼻汁が出るなど、さまざまなものがあります。
・千葉県でスミチオンの空中散布後、散布地に入った男性が死亡した事件があります。
・茨城県土浦市で、家庭内のダニ駆除にスミチオンを使用したところ、一家5人が重いスミチオン中毒になり、幼いほど症状を現し、5歳の女子が死亡した事件があります。
・妊娠中の動物にスミチオンを投与した場合、目がない子供や運動失調と振顫を示す子供が産まれた。それ以外の子供では、自発活動や運動協調の低下という、目に見えない神経系の異常をきたした(オーストラリアNRA,1999)。
・スミチオンは蜂や水生無脊椎動物、鳥類に強い毒性を持ち、人間を含めた哺乳動物に中~高度の毒性を持っています(米環境保護庁、1995)。
・各国でスミチオンの使用規制が進んでいます。例えば、米環境保護庁は、スミチオンの用途を観賞植物と毒餌に制限し、散布した場所に入る場合は厳重な個人防御装備着用を求め、48時間の入場規制をしています。」

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スミチオンですかぁ、イノシシは賢いので、ダニ落としにいいとごろごろされるかもしれません。
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『毒草。 球根、葉、花すべて有毒で、嘔吐や皮膚炎を起こします。』これがいいかも。
イノシシどん、チューリップは毒草!という看板を立てておく!

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『チューリップの球根は食べると嘔吐、胃痙攣、消化不良などをおこすことがあるので、「動物には毒性がある植物」のリストには載っています』と説明をつけて、、、。

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本題の一斉草刈り事業記念に戻ると、イノシシ対策と景観でいうなら、さらに桜や百日紅などが百本ほどあればとおもうんですけれど、、、ね、春のチューリップや菜の花、夏の百日紅、秋の黄金の稲。ソバの白、、つながっていくじゃないですか。

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