阿蘇海2016年12月20日、
つまり冬至前日の日没。その時間16:37:42。
さて冬至のサンセットポイントは暦の上でも重要です。日輪が隠れようとしている位置にはなにかある!直感です。
時間を遡ってみました。ちんだる現象が見え始めたのは「 15:23:35」
画面の左から右へさがる山脈が右端のところでコブのようにふくらみを作っています。
そのコブは前後に二重になっています。陽はそこを目指して動いていきます。
日輪をピンポイントで引きつけるすごい力をもった山だ!こういう現象をみながら古代の人々は特別なことを考えたに違いない、、、
調べてみましたら、やはり、最高格の山名、、。
手前のコブを倉梯山(くらはしやま)所在地、宮津市字須津標高:93m。ここには円墳8、方墳20の古墳群が。
倉梯というのは「神庫を創営し給ひて種々の神寳を収蔵し長梯を用ひて其の庫に到るの科となす。」『舞鶴倉梯村史』と言うほどのもの。また、この山には、応神天皇の皇子たちも祀られているとのこと。応神天皇といえば、15代天皇、在位西暦270年~312年の方。ちなみに16代天皇が仁徳ま。
さらに奥のコブは加悦・権現山 526.7m。神と仏の合体して現れる山という意味。
(↑ 撮影時 16:40:53)
隠れる前に、えもいえぬ黄金色の梯子。この黄金色の光柱こそ、幻の「あまのはしだて」。
ここは冬至の日、邪気を払い命の活力の元をさずけてくださるパワーライトをあびることができるのじゃぞ、かしこみかしみ、、、と 何らかの古代祭祀が執り行われていたのではおもいました。
来年の冬至にはお供え物をしてやっていただきましょうか!