宮津エコツアー · マンサクとネコヤナギ

マンサクとネコヤナギ

春の先駆け!

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へぇーえ!まんさく。「先(ま)ず咲く」なるほどなるほど、

丹後では、
マンサクが咲いたら、この酒で祝います、

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「春から黄金で縁起がいいことしも豊年満作じゃぁ頭にさしておどれおどれぇぇ」

マンサクの花には黄色と紅の二手があります。紅は、いっぱい聞こし召したので、、、。

春告げの早さでは負けず劣らずのネコヤナギ

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そもそも「やなぎ」とは「楊」の字音「 ヤン(yang)」に「i」が加わり「ヤナギ」、もしくは「楊の木(ヤンノキ)」が変化して「ヤナギ」 に」とか「古く、矢を作る材料としており、矢を作るのに 用いる細い竹を「矢の木」といったことから、「ヤノキ」が転じたとする説が有力なようです。

矢を作る材料には竹と木とどちらかといえば、実践的には竹のほうがいいに決まっているわけです、あえてこの木にこだわってというのなら、呪術的な意味合いを持ってつかった事例があるのかも知れません。

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寒い中春の露払いをする両者はまた、マンサクの樹皮は岐阜白川郷の合掌家屋の構造材を締めこむのに用いられたり、ヤナギの樹皮からは、解熱鎮痛薬のアスピリンのもととなるサリチル酸が抽出されるなど、人の 暮らしにあっての存在感はがっぷり四つです。

ただ、香りと言うことになると、ダントツにマンサク。

 

 

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