夕方でも咲いているものなんですかねぇ!?
優子さんのレンコン畑です。
夕焼けの 積乱雲に 宮津湾 世屋野蕪村
さて、蓮君!を「はすくん」と呼んだら返事をしてもらえるでしょうか。答えは、ノー。「 はちす君」と読むのだそうです。なぜか、果実が蜂巣状をなすところからはちす、はちすはちすと呼んでいるうちに「ち」が落ちていまのハスになったのだそうです。秋桜子さんが、「利根川のふるきみなとの蓮(はちす)かな」と詠んでらっしゃいます。ちなみに別名池見草・水の花とか。
英語では lotus。 蓮の葉の現象がナノテクノロジーの分野で注目され、「ロータス効果」という言葉が使われているというということですから、こちらの方が大切かも。以下ウィクペディァ。
「ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られる。 またサトイモ(里芋)の葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られる。
ナノテクノロジーの分野では、塗料、屋根材、布などの表面でロータス効果を再現し、それらを乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が行われている。これは通常、フッ素化合物やシリコーンで表面を処理することで達成される。ポリエチレングリコールにグルコースやスクロースを組み合わせることでも同様の効果が得られる。今ではこの方法により自己洗浄を行う塗料や、温室の屋根に使うようなガラス板にロータス効果を持たせたものも市販されている。」