立冬を越えて熟す柿。
どうして柿(かき)という名前になったのかについて、ネットを探ると、「柿の実が堅いことから「カタキ( 堅)」という言葉に由来しているのではないかと言われています。 その他にも、柿の実が つやつやとしていることから「カカヤキ(輝)」という言葉に由来して」など。 語源を 触感視覚的印象に求めての説明。ほうほう、そうかぁ柿色やでねぇ!です。
しかし、それで一件落着させるのは安易すぎるかも。
韓国語では柿・かきを 「감、kam、カム 」という情報をみつけました。日本語でいうところの「かき」の「か」には、韓国語で柿を意味する「 감、kam、カム」の「か」ではないのかということです。 カキノキは、カキノキ科の1種の落葉樹である。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生していると Wikipedia。kam、カムに木を加えたら、かむのき、、、むとのが中抜けすると「かき」になるではありませんか! 半島経由で稲と共にもたらされたもの、と考えればその説得力はかなりのものと思うのです。
ただし断定ではありませんよ。たとえば「とち」の語源探し、朝鮮語語源論があるかと思えばいやこういうのもあるとたいそうおもしろいものです。
※トチノキの呼び名について(Adobe PDF)dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream
がおもしろい論考をされています。
柿語源にも複雑な由来があるのかも知れません。
、、、、、かきくん、本当のところはどうなんだ?