銚子の滝は残った、、、
秋に起きたがけ崩れ、手当てできずに冬を迎え、春にはなったものの追い打ちをかけたのが雪解けと春の嵐の豪雨。
規模は、高さ約30m幅約50mはあるでしょうか、
しっかりと根をはっていることには定評があるケヤキも立木のまま滑り落ちています。
原因は、地質が柔らかい堆積岩に地下水を通さない地層があったことに加え、根張りの浅い植林地が崖の上部にあったことが崩落を誘引したというところなのでしょうか。
また、復旧という現実問題については、工事には桁違いの予算が必要かもしれない、まだなにも手が付けられていないのが現状だということ。
こんな中、人命と水道施設と観音堂と銚子の滝が直接の被害をまぬかれたこと、まずは、おかんのんさまの法力というのか、不幸中の幸いを喜ぶところなのでしょう。霊気の立ち込めたもとの観音渓谷がよみがえるのは長い先のことになりそうです。
この惨状を見るにつけ、思うのは、崩れたがけの延長線に植林された木々が大きくなっていること。ここも処理しておくほうがいいかなぁと思っています。観音様なんかは、こういうところに森林活用税は投入できれば景観もよくなるし、一挙両得だとおもってらっしゃるのではないでしょうか。