宮津エコツアー · 散りぬべき 時知りてこそ、、、

散りぬべき 時知りてこそ、、、

宮津湾初冬の夕暮れ

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1592年、数隻の舟が宮津から日置へ渡りました。そのなかに、細川たまさん。明日をも知れぬ味土野への旅です。

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後に彼女は、こんな歌を残して戦世に散りました。

「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

この辞世の歌は、実は、この舟旅の間に出来ていたのかもしれません。

戦世に武将の娘に生まれた玉さんの懐の覚悟を、栗田半島の山は見ていたのでしょう。

 

 

 

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