「え?」
ほら、へびつかいの笛に合わせてゆらゆら踊るコブラににているでしょ!
『うそですよ、海の波、盛り上がっては崩れる波に似ているので、立浪、たつなみそう』
まむしぐさってのもあるから、こぶら草というのがあってもいいわねぇ、、、
、、、、ガイドの現場ではこんなことになるのでしょう。
さて、立浪草です、
タツナミソウ、 コバノタツナミ、 ホクリクタツナミソウ、 ヤマジノタツナミソウ、 シソバタツナミ、 トウゴクシソバタツナミ、 ホナガタツナミソウ、オカタツナミソウ、 イガタツナミ、 デワノタツナミソウ、、、、これだけ種類があるとブログ『Satoyama, Plants & Nature』のページ「タツナミソウの迷宮」。
その違いは、たとえば、
■ホクリクタツナミソウ
葉は数対あってまばらにつき、卵心形~3角状卵形、両面ともに軟毛が多く、葉先は丸みを帯び、長さ2~2.5cm、幅1.5~2.5cm。
葉縁の鋸歯は浅く、その先は丸く、葉身基部は浅い心形~切形、葉裏には腺点がある。
■ヤマタツナミソウは花冠筒部の基部から斜上し、葉身の鋸歯が丸みを帯びず狭い3角状となり、茎の毛は上向き。
■変種のエゾタツナミソウは葉が薄く、ほとんど無毛で、本州近畿地方以北、北海道に分布する。
分類判断のポイントは、葉の形状や毛の有無などのようですが、そんな微細なところで判断されるのはやはり専門家です。それでも悩ませる実情があるようで、「迷宮」と言われ正直さがおもしろいですね。
で、これは?
「葉は卵心形~3角状卵形、葉先は丸みを帯び、葉縁の鋸歯は浅く、その先は丸く、、、」「花の立ち上がり方もまっすぐですし、」
見た感じでは、ホクリクタツナミソウですかねぇ!