宮津エコツアー · ストーリーを持っての周辺との連携!

ストーリーを持っての周辺との連携!

発刊のご挨拶
img070.林道
再全通に当たって、沿線自然ガイドのパンフレットをというお話をガイドの会にいただいたのが2017年でした。
歩く人が多くなればそこに道ができる、、、ということですけれども、逆もあり得ます。
再び閉ざされることのないように、なにができるのだろうか。
その時に浮かんだのは、「ストーリーを持っての周辺との連携」ということばでした、

跡見女学園大学の安島先生が、宮津市の観光を俯瞰するというタイトルで、指摘されていたことのなかで、使ってらっしゃいました。

地域間の連携!これ当たり前
もう一つ言葉が加わっています、
ものがたりのある連携、ストーリーのあるつながり!
これがキーワードじゃないか、丹後は一つです、とおっしゃり続けたのは、伊根の向井酒造のおかみさん、20サミットの晩餐会オフィシャルドリンクとして世界をも一つになさいました、そんなことはできないけれど、おや指の先くらいですがそのスケールの、丹後のエリアを一つにするものがたりを持つ力のあるのがこの林道だと、、この冊子は、こう考えた末の試みと理解して頂いたら嬉しいと思っています。

編集に著作の提供、寄稿、写真、情報提供いただいた皆さん心から感謝申し上げます。中でも、こん思いに重なる詩がありました。あんのみつまさ様、田園まさにあれなんとす、母なる川へ、扉にあるのがその詩です。著作権使用のお伺いをだしたら変事が返ってきました、
いらねえよ、生かしてくれ、そんな応援に支えられたということもご紹介させてもらいます。

風雨にさらされる自然の道は当然ながら、崩れます。けれども、命と命の間に通ったものがたりの息づく道は、時空を越えて存在し続けると思います。
そういう存在になるように、「ものがたり」とつけました。

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丹後半島の中で地域と地域、人と人、人と自然を結んでいた 「ものがたり」が蘇り、また新たなものがたりが紡ぎ出される時間が動き出すことを願っています。

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