きつねのかみそり!
(しろうとやろうめ、キツネノタイマツというんじゃ、葉見ず花見ずの植物で、カミソリの刃にに見立てられたのは、春に出る葉のほうでな、昔の人はな林の中で咲くオレンジの花に狐火をみて、キツネノタイマツと呼んだんじゃ!)
キツネノカミソリ!
(ちょっとまて、「おおきつねのかみそり」かもしれんぞ、鼻毛の飛び出しかた、それが異常だったらおおきつねのかみそり!鼻毛とは雄しべのこと。おおきつねのかみそりだっら、京都府の要注目種、どうかね、鼻毛の伸びかたは!)
明田の清水付近に咲いていました。路肩の草刈りが盆前に定期的に行われることによって笹やススキなどが刈り払われて、遷移がとまり、生育環境が作られていたということです。
下のは、中国山地のとあるお社の境内に咲いていたもので、いわゆる「キツネノカミソリ」。
雌しべは突出していますが、雄しべは花の中に収まっています
さて、キツネノカミソリは地獄花!
この植物を「オオシ」と呼ぶ宮崎県には、球根をあく抜きし、有毒成分を洗い流して、でんぷんだけを取り出して食べる技が伝えられているということです。
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