本庄浜のお寺の境内のイチョウ!
原因は、台風19号。
丹後はコースからはそれたものの西側に位置したため、強い北風を受けたのです。
季節はずれの、強い潮風を浴びたイチョウはたまりません。
鮮やかな黄葉をたのしむことは出来ません。
台風の猛威は、人にばかり襲いかかる訳ではありません。
でも、そんな中でも平然としているのがタブの樹。
(上 伊根 新井崎 えべっさんのタブ)
葉の表面をロウのように覆う厚いくらくち層が、塩分の吸収を防いでいるのだそうです。
(金剛心院のタブの眼)
塩分に対して弱い樹強い樹がある、気が付いたかね、
それじゃ、クイズを一つ教えよう、
と金剛心院のタブ!
天橋立にイチョウの木がある、
○か×か!
答えは×
なぜか、
「あったらみっともないでしょ、だから植えなかったのです!」
これも×
ほとんどの植物は、塩分に弱いのです、
イチョウも例外ではありません、
しかし、相対的に塩分に耐えるものもあります。
生えているのを見ると、クロマツ、タブ、ヤマモモ、シイ、ハマナス、、、など。
これらは、潮風を浴びる環境でも、葉に侵入を防いだりする機能を持っているのです。
だから、正しい説明は、
「生えたくても、植えたくても育たない、潮風に弱いから!」
、、、、、、、、、、、、、、、
おっけー いただきます!
もう一つ、教えよう、
潮水に強いタブは、舟にも使われた、
そもそも、タブの語源は、トンバイ、丸木船、刳り船を意味する古代朝鮮語じゃぞ。
え、そうそうなの、
トンがタ、バイがブ、そしてタブ。説得力は十分。
言葉を共有する民族同士が諍っている場合ではないのじゃ!
、、、、、、、、、、、、、、、
タブの眼を見ているとそんなことを語っているように見えました。