花の色は移りにけりな、、、
日本の芸能文化史に名を刻む小野小町さん、
彼女が晩年を過ごしたのは、丹後の国三重の庄五十河の里、ではないかとされています。
九重の花の都に住みはせで はかなや我は三重にかくるる
とはいうものの本当かどうかはわかりません、各地に小町伝説はあります。
大切なのは、疑いつつ信じること!
旧大宮町が、小町さんにまつわるエピソードを取り込んで公園として整備したのも、そんなエネルギーがあってこそでしょう。
そんな公園に深まる秋、
情熱こそ人生!
まだ少しある筈なのですわたしにも熱情といふ生真面目なもの. 七戸. 大串. 靖子さん
九重の花の都での熱く燃える一線の活動からは引退するけれども、里の人たちに文字や歌を教えることに、第二の人生の意義を見つけ、「まだすこしある熱情」を傾けて過ごしたのではないかなぁと思えたりしてきます。
年取用の干し柿。
「この干し柿たち、小町さんが剥いたのですって、一晩で!」
そんな伝説をここに植えられたブナも、あほいうて、とわらっています。
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絶世の美女として知られる小野小町が、この地で辞世の句を残しこの世を去ったといわれる、小町ゆかりの公園。神殿づくり(※寝殿作り ではないでしょうか)をイメージして建てられた「小町の舎」には、小野小町に関する文献・資料が展示してある。また、そば処「歌仙」では、五十河の自然の中でとれたそば粉を使い、「ひきたて、手打ち、湯がきたて」にこだわったそばを提供している。 |
さて、この小町公園が、いま期待されているのが、丹後縦貫林道成相線の全通によって、丹後自然観察ツアーの基点・拠点になることです。
先日迎えたお客さんは京北町で、活躍される樹々の会のおばちゃんたち。
そのコース!
京北出発7;00→自動車道京丹後森本インター→小町公園(休憩・小町資料館など見学)→丹後縦貫林道成相線→
ビューポイント→ブナ・ミズナラ個体群横断→せや高原矢野武さん農園
→上世屋の里・
へーぇえ!「ちいさなはなこそたいせつにそだてよう、だって」
「きれいやなあ!」
藤織り伝承館→
ここでは、古代布藤布を着せてもらいました!
お昼は、しおぎり荘
世屋谷を日置へ下って、ここで海岸通りと合流。
お土産の買い物は海産物専門のやまいちさんで→
こんな可愛いお土産も。
自動車道与謝野インター14;00→京北町
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さらに、このコースのバリエーション。
駒倉側入山口から、観察道を辿って高山・内山ブナ林、丹後半島最高地点702mに立つことが出来ます。
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このコースを丹後のやまちゃんの手によるウエブ『ブラタンゴ 花鳥風月』がアップしてくださっています。とくに貴重なのが、ドローンによる高山山頂上空からの紅葉の山の空撮写真。
伊根方向です。
下は、丹後町方向、真ん中に宇川野間の谷、その左にガラシャの里、味土野と金剛童子山!
京都府が、ブナ・ミズナラを中心とした充実した落葉広葉樹の森を、自然環境保全地域に指定している意味を実感させてくれる貴重な映像です。
また、このコースご案内は、丹後半島エコミュージアムサービス、川内さんまでお問い合わせください。連絡先 090-3162-4499