「仁のある政治をする為政者が現れると降り立つ聖なる獣・麒麟を呼ぶのは、 一体どの戦国武将なのか…新たな時代の大河ドラマが今始まる!」とNHK。
(↑ 野田川 まるぜん書店さん)
ドラマのテーマは、「仁」。「そうだ、麒麟の来る国に、な!」と、長谷川君演じる光秀さん!
その「仁」とは?
孔子様は「人間にとってもっとも普遍的で包括的、根源的な愛を意味するもの」といちづけて、
『論語』では、
- 「巧言令色(言葉を巧みに飾り、顔色をとり作ったりするような)な人に仁はない」(学而)
- 「仁者のみがよく(公平に)人を愛し、よく人を悪(にく)む(憎む時も道理に基づき傾かない)」(里仁)
- 「いやしくても、仁を志したなら、悪しきことは無くなる」(里仁)
- 「仁は遠くにあるものではなく、仁を欲すれば、ここに仁は至る」(述而)
- 「仁者は憂えず」(子罕)
- 「剛(私心なく無欲)毅(意思強く思い切りがよい)木(ありのままで飾り気なく)訥(とつ・口下手)は仁に近い」(子路)
- 「仁者は必ず勇があるが、勇者は必ずしも仁があるわけではない」(憲問)
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丹後の町の本屋にあふれる光秀本。始まる前に、こんな事があったでしょうか。地球環境は世界の規模で今も乱世。中村医師が暗殺され、若者の志が封じられ、核兵器が脅しに使われる、、仁の志を宿して乱世の困難に立ち向かうリーダー像がないことの強い不安と危機感の反映かもしれません。
さて、「そうだ、麒麟の来る国に、な!」
こういう志を持った人物が丹後にも一人。
稲富一夢斎。
ぜひ、「花なき峰」、お読みください。宮津、京丹後市の図書館にあります。
そして、町にもお祭りを盛り上げる準備。
(↑ 岩滝 須津 酒源さん)
仁に思いをいたす人と人が楽しく、しっかり手をつなぎあえればいいですね。
(↑ 宮津 たんごでだんご さん)
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以下 NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』www.nhk.or.jp/kirin/より
「麒麟がくる」メインビジュアルができあがりました!
タイトルバックを手掛けてくれたチームが「麒麟がくる」の世界観をそのまま一枚に焼き付けてくれました。光秀の兜の前立てにも使われていた不動明王のイメージさながらに中央に立ち尽くす長谷川さんの光秀は、困難な乱世に立ち向かう強い意志に満ちています。
そして大きなアンバーの空白はまだ見ぬ希望と平和の象徴・麒麟を待ち受けるたくさんの人々の願いを表しています。争いごとを人間はどうしたらなくせるのか。
500年前の日本人にとっても、2020年に生きる僕たちにとっても、切実なこのテーマにこのドラマで挑みたい、そんな思いに満ちた一枚を作っていただけたと思っています。
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