『巡れ 四季、里山色に丹後染め』 ~連載5~
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しかし、一方で、人との信頼を回復した命もいます。
いま珍しくもない
絶滅から復活まで60年、事実と科学を積み上げて 見上げればこうのとり!
コウノトリは鳴かない、くちばしを敲くのです。、 そのたたき方を
暮らし方の根本を見つめないといけないと、聞いて
足下のエコロジーを見つめることをはじめた方がいらっしゃった、
こんなモデルが、丹後の隣にあることは ほんとに貴重です。
そういうエコロジーを学ぶ機会として、すごいと思うのが
与謝野町 野田川の川の学校!
川のエコロジー、なかなか学ぶことは出来ません。
川の水を止めてしまうのです。
大人たちのよしやったるかぁ感はすごい。
あかざ、何匹もすがたを みせたのです
再び「川」にもどります。
大事なのは子どもたちに、「地球」を見せてくれたことだと思います、
地球環境の保全と持続と言っても
知らないと守ろうとは思わない
行動も出来ない
その前に地域を 地球と 感じる体験を積む その意味を あらためて思います。
それは、
{大自然から里山や都市の小さな自然まで、自然のいのちと 人のいのちを共振させる。
そういう旅をしよう}。
そう呼びかける エコツーリズム憲章と響き合うところです。
旅するチョウ、
あさぎまだらです
旅はいいぞ。
in a new light
と呼びかけているようじゃないですか。
放棄棚田に挑む若者たち!
自分たちで自分たちのために自分たちの地域のエコロジーを知ろう、
これも 共振への「旅」の形です。
草刈りの手を止め息をつくおばあちゃん。
彼女が 生き代わり死にかわりして、打ち続けてきた上世屋は
美しい里山色をしています、
折から 終末時計
核兵器削減と温暖化対策をしっかりやれ と世界中に 半鐘がならされています。
丹後という里海 里地 里山は、人間と生き物たちの両方が 安心して豊かに暮らすかけがえのない 私たちの地球、
この地球を壊すことなく、子どもたちに渡し続ける
これが 一番 長い旅 かもしれません。
地球は子孫から借りているもの
このシンポジュ一ムが
その旅のためにいっそう発展しますことを祈念して終わりとします。
ご静聴ありがとうございました。
〈終わり〉
環境シンポの主催は、「丹後の豊かな環境作り推進会議」。
貴重な機会をあたえていただいて心から感謝します。
また、なぜ、ガイドの会に?と尋ねたら、『丹後縦貫林道ものがたり』とウエブ・宮津エコツアーをあげてくださいました。
さて、そのウエブ・宮津エコツアーでのぶろぐ「世屋・高山ガイド部会」への投稿本数、今回をもって4000本を越え、4001号となりました。今後とも、ご指導よろしくお願いします。