宮津エコツアー · 深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる!~天橋立世界遺産登録推進事業の現況と課題

深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる!~天橋立世界遺産登録推進事業の現況と課題

あ、そういうことね、223、、、ふ2じ2さん3!

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奇しくも令和天皇さんの誕生記念日と重なる日、おそれおおくてとてもそんなことはできる日ではないところですが、富士山の日がさきだったようです。そんなわけで世屋風に言えば、「がっしゃあ重宝なことだあやぁ」というところです。

そこで、インタビュータイム、インタビューアーは世屋野てるみさん。

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◆いつ、誰が、なにをはだてる(※丹後方言 企画する 企てる)のに決めなったったでぃゃあな?

「平成10年11月に、山梨県は、富士山の豊かな自然や美しい景観について、その保護と適正な利用により後世に引き継ぐため、静岡県とともに富士山憲章を制定し、その普及定着を図る運動を推進してきました。富士山の自然、景観及び歴史・文化を後世に引き継ぐための運動をなお一層推進するとともに、富士山の世界文化遺産登録の実現に向けて、静岡県、認定NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議等と連携し、国民運動を盛り上げるため、山梨県富士山の日条例を制定することとしました。」

富士山の世界文化遺産登録の実現に向けて、国民運動を盛り上げるため、なるほどぉ!

平成10年え?もう20年もまえのことですわなぁ。

そういう運動が実って、

「2013年平成25年6月、富士山が世界文化遺産に登録されました。」

◆15年もかかんなっただな、そりゃあよかった、で、どういうところを認めてくんなったですいなぁ?

「富士山の世界遺産登録は、富士山という自然の営みに宗教性、芸術性を見出してきた日本人の自然観や文化観が国際的に認められたからであり画期的なことでした。古の人々にとって、高くて美しい富士山は、噴火や溶岩流出を繰り返す恐ろしくも神秘的な山でした。
古来、日本人は噴火を繰り返す富士山を神が宿る山として畏れ、 『遙拝』 の対象として敬いました。噴火活動が沈静化する平安時代後期以降、富士山は 『修験道』 の道場として、次第に 『登拝』 する山へと変化していきます。
また、富士山は、その雄大で美しい姿から芸術面でも多くの人々にインスピレーションを与えてきました。人と自然が信仰や芸術を通して共生する姿は、富士山が持つ大きな特徴の一つです。

『信仰の対象であり、芸術創作の源泉である』。

この見えない価値こそが、富士山を世界文化遺産に導いたのです」

◆この富士山に続け、世界遺産登録を天橋立も目ざしトンなるいうことをききましたけど、その話はどうなっとるでひょうきゃあなあ?

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その「223富士山の日」に、天橋立世界遺産講演会で、日本を代表して登録推進事業に当たってらっしゃる二人の先生が、「あまのはしだて」がを巡る状況と課題を話してくださいました。

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そのうちの一人、、「天橋立世界遺産登録推進会議専門委員会委員」の岡田保良先生のお話は、より率直でした。

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評価は、悪くない

しかし、門は狭く、敷居は高くなっている、

「世界史的・国際的な観点から、本資産がouvを持つ可能性について確実に証明することが必要である」つまり、世界が納得する情報を示し突破力のある理論を組み立てること

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◆なんですいな、そのお湯無井というのは?

おーゆーぶい というのは、「OUV。「Outstanding Universal Value」の略で、「顕著な普遍的価値」と訳される。その意味は、「国家間の境界を超越し、人類全体にとって現代及び将来世代に共通した重要性をもつような、傑出した文化的意義・自然的な価値」

◆、国家間の境界を超越し、人類全体にとって現代及び将来世代に共通した重要性をもつような、傑出した、、、ちゅうですだかどりゃあことだにゃあですかぇ!それにしても、ようしょうちしとらんだけど、どうでそんなどえりゃあもんに名乗りをあけようおもいなっただえ?

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◆「地域の人的・経済的負担は経済効果を超えるかもしれない。地域社会にはそれだけの覚悟が求められる。」というのは、どういうことですいなぁ、わたしらも覚悟せんなんですかえ!

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たしかにそうです、

「橋立だけなんて無理があるわ!」

「こりゃもう丹後全部でやらなアカンのじゃないですか!」

そういう反応も寄せられています。

こういう声をどううけとめ、どう答えていくか、も課題でしょう。

その点についての参考になるかもしれません。

見事登録を果たされた静岡県の川勝知事さん、

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「富士山を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」とおっしゃっています。

究める、守る、伝える、交わる、また、深く、永く、楽しく、広く、この4点セット、確かにポイントです。

img171.jpgふじさん

その言い方を借りれば、

「天橋立を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」

ということになるんでしょう。

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少子高齢化の進む丹後のみならず京都振興に大きな力となることですし、実際に丹後観光の窓口としての観光資産の蓄積はだれしもみとめるところ。

が、、どうも人ごとになる。

「天橋立を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」

たのしくつたえるったって、ヘビはおるかぁ カエルはおるかぁとなります。

1-0 えこ

なんだかどうとりつけばいいのか、、、です。

メーンタイトルは、天橋立を世界遺産に!これはいぞんはない、しかし、サブタイトルがほしいところなんです。

富士山は「日本は、もっといい国だ 富士山再生キャンペーン」を掲げてらっしゃる。

これってすごいですね。

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(↑ 日本エコツーリズム憲章)

フィールド探究の実感から言えば、ここは、

「丹後を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」にして、

●丹後は、もっといい国だ

●丹後再生キャンペーン

「里山の日」「かいがん漂着ゴミの日」など『丹後の日』をたくさん設け、合力しあう、特に「天橋立の日」は月一回、内容は自由に創造する、そしてそれを持ち寄れば、

楽しく伝えられる、広く交われる!

はしだてがんばれの機運も盛り上がるようにおもいますけど、どうなんでしょうか。

「天橋立を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」

「富士山を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」

「丹後を深く究める、永く守る、楽しく伝える、広く交わる」、

 と並べて、それをお題にしてストーンぶれーみんぐ ってんですか、そんなことをしてみるのも方法かもしれません。

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その司会は、この方でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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