吹雪をついて快走する丹鉄ラッピングカー
信号ランプの点滅しているこの踏切。
大宮町口大野の南端付近から大宮バイパスに通じる道を横切ります。
さて、この名を「くじら踏切」といいます。
理由は、ここの小字が「鯨」なのです。
昔、このあたりは海でなぁ、鯨が泳ぎよったんだ!という説明をあほなぁとは思いつつ否定するのも大人げないとそのままにしておりました。
そんなおり、nhk『人名探究バラエティー・日本人のおなまえっ!』11/9。
鯨さんという名字の方がいらっしゃると。
栃木県鬼怒川流域の方なのだそうです。
その支流、小貝川付近には、『鯨』という地名があり、その川はよく氾濫して土地がえぐられていたというのです。
えぐるという意味の言葉に、くじるというのがあると、漢字の専門家がおっしゃっていると紹介していました。
そういえば、ここも大宮町の『鯨』も竹野川の側にあります、
大雨の際には堤防をえぐられることもしばしばでした。竹野川は暴れ川、そんな災害の記憶を忘れるな、と地名として伝えているのなら、昔海だったからというのをそのままにしておいたのはとんでもないことだったと思いました。