中橋京子さんが、「白木蓮の大樹に会いし 蔵の町」と詠まれた白木蓮の大樹とは、どんな大きさだったのか想像するしかないですが、思うに、日置のハクモクレン、それに匹敵するのではないでしょうか。
ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudata)と「モクレン」は、同属別種、花の色はもちろんちがいますが、成長力も違います。樹高が10-15m程度まで成長するのがハクモクレン。大きなお屋敷、広い野にあう木です。
白木蓮・ハクモクレンは、俳句では「ハクレン」と短縮することもあります。
ハクレンの 日置に落ちる 花の滝 世屋野蕪村
日置平野の春のシンボル、伊根通いのバスからも見えます。
民家もすっぽり隠します。
花木蓮 天に献ずるかに 真白 門田窓白